アキヅキダイスケ
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子どもを動かす

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photo credit: WSB Season VI Quarterfinals – British Lionhearts vs Ukraine Otamans Day 1 via photopin (license)

タイトルはデール・カーネギー『人を動かす』より。
そりゃ理想を言えば、子ども自身が自らの夢を明確にしてそれに向かって努力するのを親が支える、って図式です。しかし、大半の子どもは明確な夢、強烈なビジョン、計測可能なゴールなんて大学生になっても持っていないのが普通でしょう。その子どもに対して親としてどう向き合うか。

こんにちは、アキヅキダイスケです。
ここ数年、アンガーマネジメントを意識していますが、いつも挫折して子ども相手に怒鳴り散らしています。それで子どもが動くか?とアンガーマネジメントの偉い人は言いますが、しかし、どうやっても動かない子どもをどうしたらいいのでしょうか?偉い人の事例はすべてうまくいった事例ばかりです。そこに嘘がある。それは『人を動かす』のような古典でもそう。『人を動かす』自体の考え方は正しいし、それを自発的に読めば確実に人生に機能するでしょう。しかし、問題は『人を動かす』を読まない子どもに対して親は何ができるか。

Twitterで返信をもらいましたが、コントロールできないことを悩んでも仕方ないですね。子どもってのはコントロールできない存在の代表でしょう。親というよりは、人として全力でぶつかるしかありません。怒ってはいけないとか、それは瑣末なことです。
たとえば虐待のように明らかにやってはいけないことを避けつつ、後は親以前の人として全力で子どもに対峙する、その中でうまく伝わらずに子どもに恨まれてたとえば金属バットで殴られるようなことも覚悟しています。それはちょっと極論ですが。
虐待についても、明らかな暴力だけではなく、精神的虐待とか出てくるとなかなか難しくなってきます。子ども側の受け取り方に幅があるからです。私の解離的な怒り(爆発的な怒り)は、子どもから虐待と訴えられても仕方がないかもしれません。よって、できる限りコントロールしたいと思っています。それでアンガーマネジメントを意識して勉強したり実践しています。それが難しい。

思考は振り子のように左右に揺れます。何が正しいのか、わかりません。『進撃の巨人』のリヴァイ兵長が言ったように、何が正しいのかは本当にわからないですね。すみません、見ていない人にはわかりませんね。でも、『進撃の巨人』はビジネス書としてもおすすめです。ビジネスパーソンが組織において、あるいは危機においてどのように振る舞うべきか自分で考える材料として機能します。そして、ビジネス書というのは家庭という組織マネジメントにも応用できるはずです。だから、私はfmjにおいて、仕事術と家庭の問題をほぼ区別していません。

タイトルの「子どもを動かす」から脱線しました。
親は子どもに期待していいと思います。そして、子どもは親の期待をスルーする自由がある。それでいいんじゃないでしょうか。そして、子どもを動かすためには命令では逆効果です。自分の期待通りに子どもを動かすには工夫が必要です。
私が考えているキーワードは「ジャブ」です。人を動かすには、その当人が自らの意志で動くように仕向けるのがベストでしょう。その方向へうまく誘導する必要があるわけです。その際に、命令などのストレートなやり方ではうまくいかない。そこでジャブです。
たとえば子どもを医者にしたければ、医者に関する本を家庭内に配置するとか、『ブラックジャックによろしく』などの漫画を置いておくとか、テレビは『情熱大陸』の医者の放送回を録画して子どもの前で見るとか。いずれも子どもに強制しては逆効果なので、あくまで医者っぽい環境を構築するというジャブがいいでしょう。
そういったコントロールは言わば「治水」に似ています。水の流れに正面からぶつかっては負けます。水の力をうまく利用して流れを変えることでコントロールしたり、その力で水車を回して利用したりといった工夫になります。子育ても治水に似た考え方が必要な気がするのです。
親としては、環境をできる限り整える、そして、その先は不安でも心配でも子どもに任せるしかないんだろうなと思っています。

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子育てサラリーマンブロガー。妻一人、子ども三人。著書『Androidスマホ&クラウド「超」仕事術』(C&R研究所)。Android使い(ZenFone2 laser、Nexus 7)。ライフハック、GTD、ジブン手帳mini、トラベラーズノート、測量野帳、MacBook Air。文学部出身、夏目漱石『草枕』。音楽は1990年代のロック中心でできています。

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