蓮花
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タイヨウの時間

こんにちは。蓮花です。
さて、今回は養生的タイムスケジュール後編。 朝から夕方までの時間帯についてです。

養生でも朝食は大事

5時から7時は、夜の間の解毒で発生したした老廃物を排出する時間帯です。
人によってトイレの時間はまちまちかと思いますが、実はこの時間帯に行くのが王道です。
そして、次の7時から9時に食べたものを9時から11時に運行して、その日のエネルギー源とするのです。
なので「朝食は大事」です。温かく消化の良いものを、少量でいいので食べましょう!

“陽”から”陰”へスイッチ

“陽”がいちばん強くなるのが、お昼の12時。
“陰”と”陽”のスイッチが行われるので、11時から13時は少し働きが不安定になります。
学校では「昼寝をするとうまくスイッチできる」と教わりました。
昼ごはんを食べた後は眠くなりやすいことですしw、実行してみるといいかもしれません。
本当に眠らなくても、難しいことを考えないでボーッとリラックスするだけでもいいと思います。
落ち着ける音楽を、ごく小さいボリュームで聞きながら(音が大きいと刺激になってしまうので)、 目を閉じて瞑想する‥なんてことなら、日常的に実践できそうですよね。

13時から15時の間に昼に食べたものを分別し、15時から17時にいらないものが毒素として排出されます。
15時以降は水分を多めに摂って、毒素を尿として排出するのがおススメです。
ここからどんどん”陰”に向かっていく時間帯なので、寒さを感じやすくなる時間でもあります。
冷たいものは摂らず、着衣などでこまめに温度調節をして、胃腸のコンディションを整えて”精をつける”夕食に備えます。

極まって、そして変わる

“陽”から”陰”へ切り替わる時間は昼夜とも12時ですが、その時間を境にぱたんと切り替わるわけではありません。
むしろそこから更に強まり、極まったところで切り替わるのです。
夜から朝にかけての3時から5時、昼から夕方にかけての15時から17時がそれにあたります。
その日の最低気温と最高気温を記録するのも、このあたりの時間帯ですよね。
3時から5時は体のリセット時間ですが、15時から17時にも毒素の排出などが行われるので「ぷちリセット時間」と考えてもいいかもしれません。
この時間帯には毒素を尿として排出するのですが、膀胱は寒さに弱い臓器とされています。
そして「水分」というのは、例え温かくても「温度を下げる要素があるもの」として捉えられます。
これから”陰”に向かっていく時間帯に、寒さに弱い臓器に温度を下げる要素のものが溜められる。
だからこの時間帯は「冷えに注意!」なのです。

ちなみに3時から5時のリセット期。”陽”が強くなる時間を控えて”陰”が極まる時間帯です。
体温も血圧もいちばん低くなるので、お年寄りなどが亡くなりやすい時間でもあります。
“陰”から”陽”の切り替えができてこその、生命活動なんですね。

さて、実践法

2週続けて、1日の養生的タイムスケジュールをご紹介してきました。
先週の「11時から1時に眠りにつく」などは、現代社会では実践が難しいかもしれません。
でも、そのほかのことって、意外とその通りな感じがしませんか?
何千年経っても、体の営みってそうそう変わらないものなのでしょう。

だから自然と、体が求めることを求める時間帯に行っているのかもしれません。
実行しにくいことについても、「今は解毒の時間」と知っているのと知らないのでは、大きな違いです。
「昨日は解毒時間に無理しちゃったから、今夜は早めに寝てしっかり解毒しよう」とか、
「夕方冷えちゃったから、晩ごはんは温かいものにしよう」とか。
自分の暮らしに合わせて、無理のない範囲で、小さなリカバリ行動をとってあげる。
それが今の時代の「実践しやすい養生法」なのかもしれませんね。

 

編集後記
養生的タイムスケジュールに則って考えると、夕食は18時。
「ずいぶん早いな」と思ったものですが、さすがは本場。
中国のレストランでは、18時がピークタイムです。
行列ができる人気店の場合は、17時半くらいから混み始めます。
そして、食事の際にお酒を飲まない人が多い上海では、19時半にはピークが収まります。
その調子で日本のレストランに18時に行ったら、ガラーンとしていてびっくりしましたw

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lotas

自分や家族の体調不良がきっかけで、漢方に興味を持ちました。 2008年に国際中医薬膳師試験に合格。 漢方薬だけ、薬膳料理だけ、ではなく、暮らしのすべてが養生につながります。 子育てする人も、される人も、しない人も。 みんなが元気になれる”暮らしのヒント”をお伝えしていきます。

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