蓮花
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養生☆質問スペシャル

あけましておめでとうございます。

新春第1週目のFMJはスペシャル・ウィークとして、ゲストの皆さんから記事を寄せて頂きました。
土曜日の養生編では、今までfmjに頂いた質問やお問い合わせをご紹介したいと思います。
こんな症状がある‥こういう食べ方って??などなど。
皆さんの養生ライフの参考になれば‥と思います。

 

まずはおひとり目。

じゅくじゅくした湿疹でお悩みの男性です。

頂いたメールと、こちらからさせて頂いた質問を総合すると、
・湿疹は上半身より下半身にできやすい
・水分代謝と血液循環を良くする漢方薬を処方されている
・気の流れを良くする漢方薬を処方されている
・どちらかというと、暑がり
‥でいらっしゃることがわかりました。

まず、じゅくじゅくした湿疹は、体内の水分代謝が滞っていることが原因として考えられます。
これは水分代謝と血液循環を良くする漢方薬を処方されていることからも、わかりますね。
そして、上半身よりも下半身に症状が出やすいとのこと。
湿疹の原因が水分代謝不良であるのなら、下半身により水分が滞っていると見受けられます。
水は”陰”の要素ですから、同じ”陰”である「低い温度」とも仲良しです。
なので、上半身よりも下半身が「低い温度」すなわち「冷えている」可能性があります。
この方は暑がりだそうですが、下半身が冷えることによって「ほてり」が生じている可能性があります。
そしてそれは、上半身と下半身の気・血・水の循環がうまくいっていないから、ではないでしょうか?

なので、上半身と下半身の気の流れを遮らないことをご提案しました。
ちょうど真ん中のウエストの辺り。 ここをきつく締め付けるような着衣は、できるだけ避ける。
そうしたうえで、下半身を温めて、寒いところが好きな水分が下半身に集中してしまわないようにします。
こうすることで、だいぶ全身の巡りが改善されるのではないかと、思います。
あとはこの回でご紹介した、水分の排出を高める食品を摂るのもお勧めです。

 

お次は、授乳中のお母さんからのご質問です。

体がだるくて腰が痛いとのこと。
授乳中でお薬が飲めないので、風邪がなかなか治りにくい。
そして、背中にカサカサした痒みがあるそうです。

こちらの記事でも紹介しましたが、産後の体は血液が圧倒的に不足しています。
血液は体の栄養分なので、栄養が足りなければ体力は落ちてしまいます。
血液が少ないと血流が悪くなり、体の痛みという形で表れます。
体力が落ちると抵抗力も落ちるので、風邪にかかりやすく、治りにくくなります。
少ない血液では、皮膚に充分な栄養を与えることができず、痒みが出てしまいます。

とにもかくにも、気力と血液を補う食事をしましょう、とアドバイスさせて頂きました。
fmj過去記事『産後の肥立ち』を参考にして下さいね。
そのうえで、やはり体内の巡りを良くする為に「冷やさない、温める」ことが重要です。

 

食事内容についてのお問い合わせもありました。

太りやすくなってきたので炭水化物を控えている、という女性。
皮膚症状など体調不良がないわけではないので食生活を見直したい、とのことでした。
食事内容を詳しく伺ったところ、とてもバランス良く召し上がっているのですが、
確かに炭水化物が少なく、生野菜が多いかな‥という印象を受けました。

でんぷんが多く含まれる食品‥米やいも類に代表されるものは、
漢方では気力を補うものとされています。
「元気」とは「気の元(もと)」。
これには持って生まれた先天的なものと、日々の食事で補うものがあります。
日々の食事で補わないと、持って生まれた「貯金」に手を付けることになります。
これでは基礎体力が低下してしまいます。
炭水化物によって気を補うことも、とても重要なのです。

とはいえ、夜に炭水化物を食べるのは抵抗がある!という場合。
いも類を他の根菜と合わせて、煮物や温野菜サラダにしてみるのはいかがでしょう?
ごはんガッツリ!よりも、気分的にだいぶ違うと思います。
根菜は繊維が豊富なので、一緒に食べる肉や魚などの消化吸収も助けてくれます。
そして何よりも、根菜は体を温めます。
他に葉野菜を食べる場合も、おひたしや炒め物など、なるべく加熱してみて下さいね。

 

こうして3人の方の症状を並べてみると、あることに気が付きます。
皆さん皮膚症状を抱えいらっしゃること。
不調の原因は人それぞれですが、同じ皮膚症状として出ることがあります。
皮膚のみならず自覚できる不調というのは、体が発しているSOSのようなもの。
そのシグナルを早めに察知して、対処していく。
その積み重ねが「養生」だと思うのです。

今年もfmjをよろしくお願いいたします。

土曜日担当 蓮 花

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lotas

自分や家族の体調不良がきっかけで、漢方に興味を持ちました。 2008年に国際中医薬膳師試験に合格。 漢方薬だけ、薬膳料理だけ、ではなく、暮らしのすべてが養生につながります。 子育てする人も、される人も、しない人も。 みんなが元気になれる”暮らしのヒント”をお伝えしていきます。

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