とし
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価値観と受け継がれるもの ~ドラゴンボールと祖父からの学び~


photo credit: PAKUTASO

 

ブログ「はれときどきくもりZ」の小説家志望ブロガーとし(@toshi586014)です。

ドラゴンボールの教え

 

ドラゴンボールという漫画で、とても印象的なエピソードがあります。

ある砂漠地帯の貧しい村に、ナムという青年がいました。彼は、水不足の村をなんとか救えないかと思案します。

そんな折に、世界一のツワモノを決める格闘大会・天下一武道会の開催が、ナムの村まで聞こえてきました。ナムは、きっと優勝して賞金で村のために水を買って帰ってくるよ、と村をあとにします。

しかしナムは、残念ながら大会の途中で敗れてしまいます。村人たちの顔を思いうなだれるナム。そこに出場者の一人ジャッキー・チュン(なんだか聞いたことある名前ですね)がやってきて、優しく言います。

「ほれ、このカプセルに水を入れて持って帰るが良い。」

と、ジャッキー・チュンは、ナムに豆粒ほどのカプセルを渡します。このカプセルは、大きなものを小さくして持ち歩くことができるのです。

ナムは、ジャッキー・チュンの厚意に感謝しながらも、悲しい声で答えました。

「せっかくいただいたこのカプセルですが、お返しいたします…。おはずかしい話なんですが、かんじんの水を買うお金がないのです…」

そんなナムに、明るい声でジャッキー・チュンは応えます。

「ほっほっほ…このあたりは水が豊富でどんなに使おうがタダじゃよ。売ってくれなんていったら、わらわれるぞい。」

それを聞いて、ナムは喜んで水を持って帰りました。村人たちは大喜びです。めでたしめでたし。

 

水って買うものなの!?

 

このお話を読んだ時に、わたしが衝撃を受けたのは、『水って買うものなの!?』ということでした。

当時、小学生だったわたしには、お水を買っているという実感がまったくありませんでした。

蛇口をひねればいくらでもでてくるもの。喉が乾けば、公園や小学校でいくらでも飲めるもの。そのくらいの認識でした。

ナムや村人たちには考えられない認識でしょうね。

 

価値観の違いを尊重する

 

うちの子は、うどんが大好きです。

まだ自分では食べられないので、わたしか妻がおはしで食べさせていますが、こちらが食べる暇もないくらい次々と食べます。

しかし、たまに、おはしに取ったうどんとは別のうどんを指差して、こっちを食べたいという仕草をします。

同じうどんですよー、と勧めると、いやそれはちゃうねん、とばかりに押しのけられてしまいます。

そこで、食べたがっているうどんを取ってあげると、満足気にあんぐりと食べます。

わたしの目から見たら、どちらも同じうどんなのですが、きっとうちの子から見たら違うのでしょう。

もっとも、単なる気まぐれかも、という思いも捨てきれませんが…

 

祖父の教え

 

わたしが、母方の祖父の家に遊びに行った時のことを思い出します。

祖父は、とても真面目で優しくて、そして、慎ましやかな人でした。

そんな祖父が、ある日わたしが歯磨きをしている時にこう言いました。

「お水は大事だから、そんなにジャージャー出したらダメだよ。」

それを聞いたわたしは、正直えーっ、と思いました。そんなチョロチョロ出してたら、洗いにくいし面倒だよ、と。

 

そして、受け継がれるもの

 

そんなわたしも大人になり、また父となりました。

今では、水道料金の請求書を見ているので、お水を買っていることをひしひしと実感しています。

また、知識として、経験として、お水が貴重な資源であることも理解しています。

そして、気がつくと、自分の子どもに祖父と同じことを言っています。

「お水は大事だから、そんなにジャージャー出したらダメだよ。」

あの時は、ちゃんということ聞けない子だったけど、おじいちゃんの教えはしっかりと自分の中に大切に残っているよ。

おじいちゃん、ありがとう。

 

編集後記

 

火曜日担当のとしです。先週から病気でダウンしてしまい、ネコでもないのに寝込んでいます。そんなわけなので、散文的な文章なのはご容赦ください。

と、言い訳をしておいて…と。

今回、なぜこんなお話をしたかと言うと、TEDで見たいくつかの講演に、とても感銘を受けたからです。次回は、その辺りにもう少し踏み込んでみたいな、と思っています。その前に、元気にならないといけませんね。

TEDをご存知ない方は、こちらをご覧ください。世界中から集まった優秀な人たちの、素晴らしいプレゼンテーションを見ることができます。また、NHKのスーパープレゼンテーションという番組でもTEDの講演を紹介しています。

一つの講演は10分くらいなので、気軽に見ることができます。引き込まれること間違いなしなので、ぜひお試しを。

それでは、引き続きfmjをお楽しみください。

Written with MyEditor.

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とし

関西で、妻と三歳のやんちゃ坊主とゼロ歳の娘と四人暮らしをしています。うつ病により休職したのを機に、育休と思いきり育児に専念。育児を楽しくするちょっとした工夫を紹介していきます。ブログ『はれときどきくもりZ』主宰。 晴れた日も曇った日も人生を充実させることができるような【ちょっとした楽しさ】を取り上げています。@fmj_jp なかのひとです。

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