蓮花
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花粉症は”気”から?

こんにちは、蓮花です。
pollen
花粉の話題がちらほらと聞かれるようになりました。

花粉症になる人も、ならない人もいますね。
そして花粉症にも、ざっくり分けて2つのタイプがあります。

 

エネルギー不足タイプ

体力が落ちると”気”の力が低下します。
”気”は体のバリア機能にも関係しています。
なので”気”が不足すると、花粉という外からの刺激を、モロに呼吸器で受けることになるのです。
だから、鼻や目の粘膜がむずむずと痒くなりやすいのです。
このタイプの人は、花粉の季節以外にも、呼吸器や皮膚のトラブルが起こりやすいかもしれません。

 

水分バランスが悪いタイプ

余分な水を外に排出しにくくなっているため、体内に水が溜まっている状態です。
特に冬は、汗をかかないため、外に水が出ていきにくい。
なので、気温の上昇と共に行き場をなくした水が外にあふれ出るのです。
鼻水や涙が止まらない、といった症状が出やすいと思います。

人間の体はとても複雑にできているので、もちろんこれだけが原因ではないと思います。
さらに、どちらかひとつだけ、というよりも、両方併せ持つ場合も多いでしょう。
そもそも”気”の力が不足しているために、水分の代謝が悪くなる、という側面もあります。
では、どうしたら改善されるでしょうか?

 

”気”が不足しないようにする

基本中の基本ですが、”気”は元気の気、です。
元気がなくては、人は病気になったり、調子が悪くなったりしやすくなるのです。
”気”の元になるのは、食事。温かく栄養のあるものを、適量いただきます。
そして、せっかく蓄えた”気”を損傷しないようにする。
オーバーワークをしたり、休養を充分にとらなかったり、体を冷やしたり‥
こういうことを、しない。つい、してしまいがちですが、しない。
ちょっと不便だったり、仕事がはかどらなかったり、するかもしれません。
でも、花粉症が悪化すると、はかどらないうえに、最悪のコンディションにもなります。
GTDでも7つの習慣でも総動員してwタスクは効率よく片付けて、ここは”気”の損傷を抑えることを優先させたいところ。
春になる前に、少しでも”気”を蓄えておきましょう。

 

水の排出をよくする

いらない水が溜まるからあふれ出るのであれば、溜めなければいいのです。
とはいえ、冬は汗をかかないので水分が出ていきにくい環境です。
さらに、体が冷えると水分が出ていきにくくなります。(「秋来たりなば、冬遠からじ」参照)
ほとんど毎週のように言ってますが、体を冷やさないことが重要です。
冷たい外気の影響を受けないようにし、冷たい飲食を避ける。
体温より低い温度は、冷たいのと同じことです。
冬にアイスクリームや氷入りのドリンクは言語道断ですが、室温の飲食物も要注意です。
今の季節の気温を考えてみて下さい。できるだけ温めてから口に入れるようにしましょう。
その上で、利尿作用のあるはと麦茶などが効果的です。

 

実はこの二つ、元々の原因は同じなのです。
”気”の力が足りていれば、余分な水分は溜まらずに排出されるのです。
なので、とにかく「気を養うこと」につきるのかもしれません。

”気”は血液や水のように、目に見えません。
漢方独自の考え方と思われがちですが、現代医学にも目に見えない要素はあります。
たとえば、カロリーって目に見えませんよね?でも、みんなすごく気にします。
それと同じで”気”は確かに存在するのです。
まさしくカロリーやエネルギーという言葉が産み出される以前、いにしえの人々はそれを”気”と呼んでいたのだと思います、たぶん。

花粉症だけでなく、すべての症状、いえ、人の体にとって”気”は大事です。
全ての人が、生まれながらにして親から”気”を受け継いでいます。
そして、食べ物からも”気”は作られます。
体に負担がかかると、”気”は損傷します。
あまりにも”気”が少なくなると、人は病気になります。
これだけは、覚えていて下さいね。

 

 

編集後記

日本にいると花粉症に悩まされるのに中国では平気‥という日本人がけっこういます。
春と秋の湿度が日本よりも低いので、体に水分が溜まりにくい‥というのもあるかもしれません。
それよりも、この季節の中国では黄砂のほうが深刻。このあたりが真相かもしれませんが。

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by

lotas

自分や家族の体調不良がきっかけで、漢方に興味を持ちました。 2008年に国際中医薬膳師試験に合格。 漢方薬だけ、薬膳料理だけ、ではなく、暮らしのすべてが養生につながります。 子育てする人も、される人も、しない人も。 みんなが元気になれる”暮らしのヒント”をお伝えしていきます。

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