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パートナーにこそ日々水を注いで良い関係に。そう思わせてくれた本:【書籍】心のなかの幸福のバケツ

 

自分の親よりも血を分けたこどもよりも

長い時間を過ごす夫婦。

そんな長い時間にどれだけ積み重ねるか、

そして何を積み重ねるか。

その選択によって将来は変わってくる

近くにいるパートナーにこそ、実践しなければ・・・

そう思わせてくれた本と出会いました。

 

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「心のなかの幸福のバケツ」という本を読みました。原作名は「HOW FULL IS YOUR BUCKET?」

自分の強みを発見する為のテスト「ストレングス・ファインダー」の発明者 ドナルド・O・クリフトン氏とその孫、トム・ラス氏の共著です。心理学をもとに「多くの人に自分のポジティブな面を伸ばし、未知の才能に目覚めて欲しい」そんな願いから、活動を続けたクリフトン氏の遺作となる書です。

この本の中で紹介されているバケツとひしゃくの理論。これからの物事の考え方、人との接し方を考え直すきっかけを与えてくれました。

長いですが、全文を引用します。

 

”バケツとひしゃくの理論”

人は誰でも心にバケツを持っている。

他人に何かを言われたり、されたりするたびに、このバケツの水は増えたり減ったりする。

バケツの水がいっぱいのときは、気分がいい。バケツが空になったとき、気分は最悪だ。

バケツのほかに、ひしゃくももっている。

ひしゃくを使って誰かのバケツに水を注げば(相手が明るくなるようなことを言ったりしたりすれば)、自分のバケツにも水がたまる。

逆に、ひしゃくで相手のバケツの水をくみ出せば、(相手に傷つけるようなことを言ったりしたりすれば)、自分のバケツの水も減る。

なみなみと注がれたカップとおなじように、心のバケツに水がいっぱい入っているとき、人は前向きで意欲にあふれている。

バケツに水が一滴、注がれるたびに、人は強くなり楽観的になる。

逆にバケツが空のときは、後ろ向きで元気がなく、意欲も低下している。

バケツの水をくみ出されるたびに、人は傷つく。

人はみな、日々あらゆる場面で選択を迫られている。自分とかかわる人の心のバケツに水を注ぐのか、それとも水をくみ出すのか。これは重要な選択だ。

まわりの人との関係や生産性、健康、そして幸福に大きな影響を与える選択なのだ。

「心のなかの幸福のバケツ」より

 

この本では、相手の心を明るくする「水を注ぐ行為」がどれだけ周りの人や自分に影響を与えるかが書かれています。

 

たとえば、家庭で虐待を受けて育った青年は学校にも馴染めず、いじめにあい、不遇に見えるこども時代を過ごしました。しかし、やがて立派に社会人として成功していたその青年にアメリカのテレビ番組「トゥデイ」内のインタビューで「立ち直るきっかけはなんだったのか?」という質問がされると、青年は「小学校の女の先生が『あなたのことを気にかけている、先生は信じている』と言ってくれたことです。」と答えたそうです。人生で出会ったその一言が、自分の価値に気づき、自分を認めるきっかけになったのだと思い、ひとりの人の人生を救ったその言葉(気持ち)の力の大きさを感じました。

 

以前のfmjエントリー、火曜日としさんの“感謝は響きあう”のなかにも、落語の『里帰り』という噺の中に、姑を疎ましいという嫁に行った自分の娘に姑への態度を改めさせることで、姑に可愛がってもらえる嫁になるお噺を紹介してくれています。これも正に相手のバケツに水を注ぎあう行為だったのですね。

 

さて自分を振り返ってみると・・・

 

私は家庭の外では、褒め言葉を口にするのはまったく苦になりません。それどころか、いわなければ後悔することも。例えば、レストランでおいしい料理を食べたとき、会計のときには「とっても美味しかったです。また来ますね」と言いたくなります。また、お店で店員さんが一生懸命説明してくれた時は「おかげで良いもの買えました。」と言いたくなります。
それは、相手が私のバケツにおいしい料理や、気持のこもった対応で水を注いでくれたからだと思います。
そしてそんな時、意識はしなくてもきっと相手の気持にも水を注いでいるのかも。

 

そして家族には?

 

私がこの本を読み終えて一番に感じたこと、それは「私は家族のバケツに水を注いでいるかな?」という反省です。

 

普段から外でなら出来ていること

・「いいね」と思ったら口に出す、ポジティブ思考。

・「これはどうかな?」とネガティブに思っても、自分と違うものを受け入れようとする気持ち。

・たとえ頭に来ることがあっても、すぐに口には出さず「どうやって伝えたら相手にきいてもらえるか」を考え、気持に流さず冷静でいたいという気持・・・

外ではそうありたいと努力出来ること。それらが家庭で出来ているか?というとまったく自信が無いのです。

 

魔法の比率

ポジティブな言動とネガティブな言動を5対1にという魔法の比率があるというのです。夫婦関係を研究しているジョン・ゴッドマンによる、ネガティブな言動ひとつに対し、ポジティブな言動を5つ出来れば、夫婦関係が長い間うまくいくという仮説です。ゴッドマンはその仮説を証明する為に、新婚のカップル700組を集め15分のふたりの会話を録音し、ポジティブ、ネガティブそれぞれの言動の比率を記録し、10年後に離婚率を追跡調査したそうです。そして残念ながら離婚すると予想されたカップルの94%が実際に離婚していたそうです。

 

この結果がすべてとは思いませんが、夫は親よりもこどもよりも長い時間を過ごす一生のパートナー、そのパートナーとの普段からの接し方がどれだけ夫婦関係に影響を与えるか・・・というのは簡単に想像はつきます。でも、実践出来ていない現状・・・ でも、ひとつ相手に嫌な気持をさせてしまったと思った時、5つくらい相手の気持が和らぐことをすれば良い(心がける)。そう思うと、なんだか分かりやすくて実践出来そうな気持になったのです。

 

いつものように、中途半端なフォローをして「こっちだって下手に出てるのに!」・・・、なんて意地を張ってしまうより、ずっと気持が楽かもしれないと思えてきました。

 

パートナーには意地を張ってしまうことも多いし、こどもには機会ある毎に「教えなければ」という気持から出てしまい、つい口にしてしまうネガティブな言葉たち。

 

それらの言動を「今、水を注いでいたかな?」とシンプルに考えることで、ポジティブな言い方を選ぶことが出来るかもしれない・・・そう思いました。

 

大切な家族にこそ、気持を込めて水を注いであげたい。そしてその時、きっと私バケツにも水か注がれる。

そんな人間関係の考え方を教えてくれた本でした。

そして、この本の締めくくりはこうあります。

 

「もう一瞬だって無駄にしてはいけない。水を注いでもらえるのを待っているバケツがそこにあるのだから」

 

そう、まずは大切なあの人のバケツに。

 

 

〜編集後記〜

IMG_4602  Gmomです♪

本書には「ストレングスファインダーテスト」を受ける為のIDがプレゼントとして付いています。それを使い、私も初めてのストレングス・ファインダーテストを受けてみました。ちなみに私の強みは成長促進・共感性・未来志向・ポジティブ・適応性と出ました。これを聞くだけで、水を注がれた気持です(笑)自分で考えると、自分の悪いところばかりがスルスルと言葉に出てしまいがちですが、自分の強みを信じ、伸ばす方法を考えながら生活することで、小さかった強みの芽も、すこしずつ伸ばすことが出来るかも・・・
そう、ポジティブに考えないとね!

 

 

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大学生の息子2名、末っ子に高校生の娘1名を持つ普通の母。振り返れば親子で泣き笑いの育児でした。「楽しかったけれど、無駄に悩んだり迷ったりした事も多かったなぁ…」という経験から、今を頑張るパパやママに、もっと育児を楽しんでもらえるよう、失敗談含めシェアできたらと思っています。 幼稚園勤務経験あり。地域の育児サポートに参加しています。質問大歓迎!お待ちしていま〜す♪

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