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気はこころ

こんにちは、蓮花です。
今月から、ヨシナさんと隔週で土曜日を担当します。
ヨシナさん共々、よろしくお願いします。

「気は心」というのは、たとえ、ほんの小さなことでも、人のために何かをしたと思えば、自分の心が満足する‥ということわざです。ここでいう「気」とは、気持ちのことですね、きっと。
さて、漢方の世界でも"気"はこころの状態に深く関わってきます。

20130216

お子さんと接してる時、イライラして怒鳴ってしまうことはないですか?
お子さんの前なのに我慢できなくて、涙を流してしまったこと、とか?
それは両方とも、あなたのせいではありません
"気"の状態の不調が、体とこころに影響しているからなのです。

 

"気"は充分に満ちていれば、体の機能が順調に働くとされています。
足りなければ、逆に機能不全に陥ってしまう。
そしてそれは、体だけでなく精神状態も左右されるのです。
疲れた時に、わけもなく悲しくなったり、気持ちが落ち込んでやる気が出なかったり。
「気落ちする」なんて言葉もありますよね。
こういう時は"気"が足りなくなっている場合があります。

"気"は足りなくなるだけではなく、滞ってしまうこともあります。
さらさらと小川のように流れていれば、体もこころも順調に働きます。
ところどころでつかえてしまうと、イライラしたり、焦ったり、苦しくなったりするのです。
"気"が詰まって窮屈だなぁ‥というストレス一歩手前の状況を、「気づまりする」と表現したりもしますね。

 

"気"は目に見えません。でも、カロリーのように、明らかに存在します。
人間の体というハードウェアも、こころというソフトウェアも、"気"の力によって営まれています。
繰り返しになりますが、"気"には両親の遺伝子から受け継いだ先天的なものと、食事などで補う後天的なものがあります。
もし"気"を消耗しても、食事をきちんと摂れば補えますし、休養をとることで消耗を抑えることもできます。
様々なストレスのせいで"気"の流れが悪くなっても、リラックスすることで運行を復旧させることもできます。

 

日常生活の中で、"気"の存在を少しだけ意識してみてください。
いま、"気"は足りてるかな?さらさらと流れているかな?
今しているこの行動は"気"を消耗していないかな?

そして、精神的な、心理的なトラブルに遭遇したら。
疲れちゃって、どうにもこれ以上は頑張れそうにない、そんな時は。
「これは私のせいではない、誰かのせいでもない、"気"の仕業なんだ」
と、思ってみるのも、ひとつの方法かもしれません。
そして、あとは楽しいと思うことしか、しない、とか。

 

今を生きる私たちは、このくらい自分を甘やかしても、たまにはいいと思うのです。
しちめんどくさいことは、全て"気のせい"にして、ね。

 

 

編集後記

立春が過ぎて、いよいよ春が始まりますね。
季節によって、体とこころの営みは微妙に変化していきます。
季節ごとの養生について、これから少しづつお届けできれば‥と思います。
次回は3月2日の予定です。

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by

lotas

自分や家族の体調不良がきっかけで、漢方に興味を持ちました。 2008年に国際中医薬膳師試験に合格。 漢方薬だけ、薬膳料理だけ、ではなく、暮らしのすべてが養生につながります。 子育てする人も、される人も、しない人も。 みんなが元気になれる”暮らしのヒント”をお伝えしていきます。

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