とし
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ごきげん道を実践すればごきげん家族!『自分を「ごきげん」にする方法』を読めば日本はごきげんになる。

 

ブログ「はれときどきくもりZ」の小説家志望ブロガーとし(@toshi586014)です。

ごきげん道との出会い

 

わたしは数年前にうつ病になりました。

うつ病でわけもなくイライラしたり、やたらと悲観的になったりする自分が嫌で、心の状態を平静に保つために様々な方法を試しました。

本を読んだり、ネットで『心穏やかに過ごす方法』というような記事を読んだり、こんなことあんなことをしたり。

その成果か、以前に比べて心が安定したように思っていました。実際、妻にも『あんまりイライラしないし、いつも心がフラットですごいよね』と言ってもらうこともありました。

しかし、今回紹介する本『自分を「ごきげん」にする方法』に出会って、雷に打たれたような衝撃を受けました。わたしが求めていたものはこれだ!もっと早くこの本に出会いたかった。そう思ったのです。

この素晴らしい本をあなたにもぜひ読んでもらいたくて、居ても立ってもいられずこの記事を書いています。

 

『ライフスキル』という概念

 

『ライフスキル』という言葉をご存知ですか?

世界保健機関(WHO)が定義した概念で、『個人が日常生活の欲求や難しい問題に対して効果的に対処できるように、適応的、前向きに行動するために必要な能力』と定義されています。

簡単に言うと、『よりよく生きるための技術』です。そして、この本の著者であるスポーツドクターの辻秀一さんが、ライフスキルを具体化したものが『辻メソッド』です。辻秀一さんは、『辻メソッド』を以下のように説明されています。

自分の心のあり方は自分でつくるという心のマネジメントの方法に特徴があります。心をマネジメントするということは、いつも自分の心の状態に目を向け、心を大事にして生きるということです。

3ページより引用

では、なぜ心のあり方を作る必要があるのでしょうか?辻秀一さんは、長年スポーツドクターとしてアスリートたちのメンタル・トレーニングを専門にされてきました。その結果として、次のような結論に至っています。

スポーツ選手がいい結果を出すために、身体のトレーニングと同じくらい「心を整える」ことに注意を払っているのはなぜでしょうか?
それは、心のあり方が、私たちの行動に大きな影響を与えるということを、彼らが体感としてよく知っているからです。
みなさんは、こんな経験をしたことがないでしょうか。心が元気で健康なとき、体もよく動いたとか、ごきげんなときに正しい判断ができたとか。

5ページより引用

そして、よりよく生きるために、よい心の状態でいることを『ごきげん道』と名づけています。この本『自分を「ごきげん」にする方法』では、『ごきげん道』を歩むための具体的な方法を紹介しています。

今回は、その中から、わたしが特にお気に入りの方法を紹介します。

 

意味づけペタンコ

 

雨が降っていると憂鬱になる。目の前で電車の扉が閉まってしまう。こんな時に、『いやな雨だなあ』とか『ひどい電車だ!』と思ったことありませんか?

これらの例ように、脳は外側の出来事に『意味』をつけようとします。これは脳の認知の機能が働くからです。この認知の脳による反応を、辻秀一さんは意味づけペタンコと表現されています。

雨はただ空から水が降っている現象です。電車は定刻通りに扉を閉めただけです。『いやな雨』が降っているわけでも、『ひどい電車』が走っているわけでもありません。出来事に『いやな』とか『ひどい』という意味づけをペタンコしているのは、他ならぬ自分なのです。そして、その意味づけのために、心が不きげんになってしまうのです。

このような認知の意味づけは、脳の働きなのでやめることはできないそうです。それでは、意味づけで不きげんになるのを防ぐことはできないのでしょうか?

実は、とてもシンプルな方法で、不きげんになることを防ぐことができます。

その方法とは、自分が意味づけしていることに気づくだけです。

意味づけに気づくことで、出来事に『接着』された意味が少しはがれます。そうすると、意味づけに持っていかれた心が自由になります。これを積み重ねることで、心が認知に引っ張られなくなり、不きげんにならないようにできるのです。

 

意味づけペタンコを育児に使おう!

 

子どもの相手をしていると、なんでそんなことするの!?と言いたくなることがよくあります。

ついさっきまでごきげんで遊んでいたのに、いきなりイヤイヤ言い出して、全く言うことを聞いてくれない。突然コップをひっくり返して、あたりをジュースまみれにする。などなど。

こんな時、つい不きげんになってしまいます。しかし、この本『自分を「ごきげん」にする方法』を読んでからは、あまり不きげんにならなくなりました。

というのも、『イヤイヤして言うことを聞かない悪い子ども』や『突然コップをひっくり返すお行儀の悪い子ども』という『意味づけペタンコ』を自分でしていたことに気がついたからです。

そこに気がつけば、あとはその意味をぺりぺりと剥がすだけです。そうすれば、そこにいるのは『悪い子ども』ではなく、ありのままの『子ども』です。すると、『子ども』のことをありのままに見つめることができます。その結果、今はイヤイヤしたい気分なんだなとか、コップをひっくり返してしまったね、というように出来事をありのままに受け入れることができます。

ありのままに受け入れたら、あとは楽しいことでも考えます。そうすれば、心がごきげんに傾きます。例えばこの記事のように、子どものかわいい写真や変顔の写真を見て、心を和ませています。

もちろん、そうしたからと言って、イヤイヤする子どもが言うことを聞いてくれるわけではないし、こぼれたジュースがビデオの巻き戻しのようにコップに戻るわけではありません。子どもをなだめすかしたり、ジュースを拭き拭きする必要はあります。

しかし、自分がごきげんでも不きげんでも、育児は否応なく続きます。それならば、不きげんよりごきげんな気持ちでやるほうが、自分にとっても周りの人にとってもいいですよね?

 

『ごきげん道』を目指して

 

著者の辻秀一さんは、『ごきげん道』は新しい脳の使い方なので繰り返し練習する必要がある、と言われています。

わたしも、『意味づけペタンコ』を意識しはじめた当初は、ついつい『なんでそうなるの?なんでそんなことするの?』と出来事の意味を見出そうとしてしまいました。

しかし、慣れてくると自分が『意味づけペタンコ』をしようとしていることに気がつくようになります。そうなれば、しめたものです。だんだんと出来事から意味を剥がすことができるようになってきます。

確かに練習は必要ですが、そんなに難しいことではありません。激しい筋トレをしたり、豊富な知識を身につける必要はないのです。ただ意識するだけで良いのです。

この本『自分を「ごきげん」にする方法』には、他にも『ごきげん道』を歩む方法や事例が紹介されています。どれもとても分かりやすく、すぐに実践できる内容です。

あなたもこの本を手に取って、『ごきげん道』を歩んでみてください。『ごきげん道』へと一歩踏み出すだけで、周りの見え方が一変します。

本当にオススメの一冊です!

この記事が、あなたの楽育児(たのしくラクな育児)のきっかけとなりますように。

 

編集後記

 

火曜日担当のとしです。認知といえば、fmjのドクターなおさんも認知に関する記事を書かれています。こちらの記事や、育児に認知行動療法を活用しようシリーズなどがあります。どの記事も分かりやすく読みやすいので、ぜひ併せてご覧ください。

それでは、引き続きfmjをお楽しみください。

Written with MyEditor.

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関西で、妻と三歳のやんちゃ坊主とゼロ歳の娘と四人暮らしをしています。うつ病により休職したのを機に、育休と思いきり育児に専念。育児を楽しくするちょっとした工夫を紹介していきます。ブログ『はれときどきくもりZ』主宰。 晴れた日も曇った日も人生を充実させることができるような【ちょっとした楽しさ】を取り上げています。@fmj_jp なかのひとです。

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