くらちのりこ, 未分類
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小さなからだ、大きな葛藤。揺れるこころ。

叶わなかった小さな約束

20130530

子どもの安全が危ぶまれる昨今、子どもをひとり、ポイッ、と外へだして遊びにいかせることが難しいです。

 

  • 誰と遊ぶのか?
  • どこで遊ぶのか?
  • 何時まで遊んでくるのか?

 

私は、ひととおり聞いてからでないと送り出すことが出来ません。
万が一のときに誰と一緒にいるかを聞いておけば、お家の方と連絡を取ることが出来ます。
どこで遊ぶかわかっていれば、通る道路のだいだいが把握出来ます。
どこかのお宅へお邪魔すると聞けば、人数分のおやつを持たせたり、ということもあるからです。

先日、お友達と約束をして帰ってきた長男。

「○○くんから電話がかかってきたらどこそこで待ち合わせをしてお家に遊びにいくって約束した」

・・・というのです。
ところが待てど暮らせど電話が鳴りません。(※長男の気持ちになってみました。実際は30分程度です。)
その日に限って次男の歯医者の予約がありました。私にタイムリミットがありました。
お友達からの電話は、そのタイムリミットを過ぎてもかかってきませんでした。こちらから電話をしても留守電でした。 これ以上は待てない、という時間になり、しかたなく長男もつれて次男の歯医者へ出かけました。
まだ、自宅の鍵をもたせていないので、「ひとりで留守番→出かける」ということが出来ないからです。

ギリギリの時間に出てきてしまったので、私も気が急いています。
がっかり感でふてくされ顔MAXの長男。
歩みが遅く、次男と私の後ろをとぼとぼと歩いています。だんだんとその距離が長くなり機嫌悪い感を醸し出しています。

私は長男をあおってしまいました。
「もう電話こなかったんだから気持ち切り替えてよ!」
「別の日に遊べばいいじゃん!」
「もう病院の時間過ぎてるんだよ!」
しぶしぶ「・・・わかった。」と返事をし、うつむきながら走って追いついて来た長男の姿。

私は突然ピン!と来ました。
そして、(ああ、しまった!)と、思いました。

 

  1. 友達からの電話をとても楽しみにしていたこと。
  2. その電話がかかってこなくて、がっかりしていること。
  3. 電話がないのは、友達から外されてしまったのではないかという不安な気持ち。
  4. もしかして自分が出かけている間に友達から電話が来ているんじゃないか?という友達へのうしろめたさ。

 

いろんな気持ちがごちゃごちゃして、まだ経験値の少ない7歳には抱えきれず、ふてくされるという表現しかできなかったのではないか?とハッとしたのです。気持ちを切り替えるなんて大人だって至難の業。たった7歳の子どもに要求するようなことじゃなかったと反省しました。

 

 

もう、歯医者は遅れていこう。
ちょっと話をしても5分だ。
それで歯医者が遅くなっても待てばいいや。

 

歩みを少し、緩めました。
横並びで歩き、次男を引いてる手を離して長男に手をつなぎ変えました。
「ごめん。ママも言い過ぎた。もしかして太郎(仮名)はこんなふうに考えている?」
・・・と、前述の4項目をもうすこし噛み砕いて伝えました。

すると、涙をぽろぽろこぼしながら「うん、うん。」といいました。足が止まってしばらく静かに泣いていました。いろいろと思うところがあったようです。 ひとしきり泣くと「病院いこう。」と、長男から歩き出しました。その日はそれからはもう話を蒸し返すことなく、さっぱりとしていました。

 

 

編集後記:

子どもたちと接しているときどうしても「小言」が多くなります。そしてそれをいいながら自分が言われたときのことも思い出します。おかあさんはなんでそういうわけのわからないことをいうんだろう?どうしてワタシのことがわからないんだろう?妹の味方ばっかりするんだろう?おかしを好きな分だけたべさせてくれないんだろう?やりたいことは全部ダメっていうんだろう?大人は昼寝ばっかりなんだろう?どうして夜おきてちゃだめなんだろう?おとなはおきてるのに・・・と、思っていました。小学生くらいだと、自分の記憶もほんのり残っているのでたぐりよせてみようと思うときがあります。

 

 

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のり@くらちのりこ twitter id @norixnori ブロガー 暮らし回りのあれこれを発信。子育て、片付け、暮らしかた、考え方。 夫1、男児2(小6、小3)。 神奈川県横浜市 · http://kurasistant.com/

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