よしこ
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自分の気持ち、伝えてますか?(1)

写真_カップル隔週金曜日担当、よしこです。
このところ暑い日が続いていますね、例年より早い入梅というニュースを聞いたはずなのに・・・
息子の小学校の運動会も無事終わり、大きな行事がひとつ終わったことにホッとしています。

 

「やればできるじゃん!」は ほめ言葉?

『産後クライシス』という言葉が聞かれますが、子どもがいる方には、何かしら心当たりがあることではないでしょうか。

数年前に参加したセミナーで、ものすごく印象深いことがありました。

仕事と家庭の両立支援セミナーで、パパとママが別々プログラムのあと、パートナーと一緒に、という構成でした。セミナー後の質疑応答で、あるママからの質問がありました。

「主人が珍しく料理を作ってくれたときに『やればできるじゃん!』って言ったんです。ほめたつもりでしたが、その後一度も料理を作ってくれなくなりました。これってほめ言葉じゃないんでしょうか・・・、先生・・・」

と、泣き出していました。

そのママがなぜ大勢の前で泣き出すほど追い詰められてしまったか?
セミナーで何か思うことがあったのかも知れず、セミナー中も席が離れていてよくわからなかったのですが、

『やればできるじゃん』の言葉はよくないの?
ほめ言葉じゃないの?
わたしが悪かったの?

・・・としか考えられなくなっているようにみえて、心配になったのをよく覚えています。

大事なのは、『やればできるじゃん』が正しいほめことばかどうか、じゃないですよね。もし講師が「まちがってないですよ」と言ったとして、そのママは納得ができたでしょうか。
その場面だけではそれまでのことがわからないし、簡単には言えないのですが、たとえ正論だとしても、相手に通じなくて、でも伝えたいと思うなら、大事なパートナーにならなおのこと、どうやって伝えようかということを考えたいなと思うのです。

 

わが家も例外ではなく・・・

うちも例外ではなく、特に1人目の出産後は、しょっちゅうケンカをしていました。はじめは口論でしたが、そのうちモノが飛ぶ(投げるのは片方だけですけどもね)こともあり、ペアの食器を割ってしまったり、味噌汁が宙を舞うこともありました・・・
なんだかやたらとイライラしていたんですよね、それをうまく伝えられずに負のサイクルに入っていきました。こんなでは子どもにもよい影響がないのではないか、と思いつつ・・・

今思うと伝える気がなかったのかもしれません。
とにかく腹が立つ、という感じでした。

 

「家族で仲良く過ごしたかっただけなのに・・・」

わたしは子どものころから「何が食べたい?」と訊かれると「何でもいいよ」と答えてしまうようなところがありました。父からは「よしこは『なんでもええよー』とすぐいうもんなぁ」と大阪弁でいつも皮肉を言われていました。
夫との結婚前、デートのときも「何食べようか?」「何でもいいよ」といっていました。

夫は「あのねぇ、これはあいさつみたいなものなんだよ。別にそんなに深刻に何を食べたいかなんて考える必要はないの。朝は洋食だったからランチは和食希望、とか、カレーは昨日食べたからやめとく、とかそんなのでいいいんだよ。そこからまた会話が拡がるでしょ?昨日のはどんなカレーだったの?おいしかった?、とかさ」と説明してくれるような人です。

結婚後も、そうした夫に甘えていたのですね。

子どもが生まれる前も、なんだかんだで、一方的にわたしが怒ってケンカするということはありましたが、その度に夫は「そうか、よしこはこうしたかったんだね」とわかってゆるしてくれていました。

でも、子どもも産まれて毎日忙しい中で、毎度毎度、まるで因縁みたくネチネチ文句を言われても(と自分で書くのも恥ずかしいですけども)、いつも「そうかそうか」というわけにはいきませんよね・・・

ケンカを繰り返すうちにお互いに疲弊してしまい、わたしの出したパンチに夫も応戦してきたり、夫の方が「なんでこんなことになるんだ」とオイオイ泣き出してしまうこともありました・・・
夫は「自分の親たちはこんなケンカをしているのをみたことがない、どうしてこうなるんだ」と嘆いていました。
そして、わたしも「どうしてこんなことに」と思ったのでした。
そのときに、ふりしぼるようにして出たのが

「家族3人で仲良く過ごしたいだけなのに」 ということでした。

こんなことを口に出して言うなんて、なんだか負ける気がして認めたくない感じもありました。
でも、吐き出したら少し何か力が抜けたような気がしたのでした。
夫が「そうか、そうなのか、そうだよな」と受け止めてくれたことも大きかったと思います。

このとき以来、少しずつですが、なんでわかってくれないのか、とイライラするよりも、家族で仲良く過ごしたいから、「自分はどうしたいと思っていて、あなたにはどうしてほしい」と話ができるようになってきたと感じています。

冒頭のセミナーでのできごとは、それよりも後のことです。
正しいかどうかではなく、なぜわかってくれない?と相手に詰め寄るでもなく、伝えたい相手にきちんと伝わるということが大事、そのためのベストなやり方をとれるとよいな、そう思えました。

顔も忘れてしまったけど、あのだんなさん、今はまた家族にお料理をつくってあげていてほしいなぁと思います。ママさんも「お料理つくってくれてうれしかったよ。これからももっとつくってほしいなぁ」と言っていてほしいなぁ、と勝手に思うのでした。

次回、「気持ちの伝え方」について参考になる本を紹介したいなと思っています。

編集後記

職場の後輩が昨秋に転勤していったのですが、ベビーが誕生予定とのこと。奥さんの里帰り中に自分ひとりで引っ越してしまって、ベビーと奥さんを新しい住まいに迎える予定、といっていました。グッドアイデアだと思ったのでしょうが、初めての子育て、右も左もわからない土地で、家の中まで右も左もわからない、だなんて、奥さんは大変じゃないかなー、と心配になり、余計なお世話と思いつつ、「産後うつ」などについていろいろと熱く語ってしまったのでした。パパ向け産後の心得本みたいなものもあげました。
半年以上経って、最近ふと連絡をとってみましたら、「子育て楽しんでいます。産後の話をきけてよかったです。休日は、妻には好きなテニスにもいってもらって、自分の時間をプレゼントしたりしてます」とのことでした^^

 

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大阪出身、だんだん東に来ています。家族は、夫と3人の子ども(男・女・男/2005・2010・2013年生まれ)。夫婦共働きで、家事も育児もなんでもこいの夫のおかげもあり、理系研究職を続けています。時間管理や手帳術、ライフハックに興味はあれど、なかなか実践できていません。ここに参加することで、今より少しでも、有意義な時間が過ごせるようになって、家族のハッピーな笑顔が増えたらいいなと思っています。twitter ID; @keimiesoumom

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