よしこ
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自分の気持ち、伝えてますか?(2)

隔週金曜日担当、よしこです。このところ急に梅雨らしくなりましたね。
おかげで小2息子の遠足は延期⇒中止となってしまいそうです。自分たちの子どものころは運動会といえば秋だったのが、5月下旬から6月上旬に行われるようになり、遠足が梅雨時期にずれ込んでいるのでは?と思います。春の遠足の中止率って結構高いのかも?

 

「気持ちの伝え方」を考えてみる

さて、前回の記事、「自分の気持ち、伝えてますか?(1)」では、

・正しいかどうか、ではなく、伝えたい相手にきちんと伝わることが大事
・まず気持ちを言葉に出してみて、相手にも受け止めてもらったことで、そこから伝えやすくなった

といったことを書きました。

「KY」という言葉が一時はやりましたが、「空気を読む」ということが美徳のように考えられていたりもします。特に家族のような身近な存在だと、「察する」とか「あ・うん」「言わなくてもわかる」がよい関係性であると受け取られがちのような気もします。

でもそんな連想ゲームをしなくても、きちんと言葉で表現して伝える、ことだけでずいぶんスムーズな関係が築けるのではないでしょうか。
一方で、自分の言いたいことだけを一方的に言う、というのとはまたちょっと違うのですよね、たぶん。

それでは、どんな伝え方がよさそうでしょうか。

キーワードはアサーティブ

「アサーティブ Assertive」という英語を辞書でひくと、
断言的な、言い張る、独断的な、自己主張が強い
といった日本語が出てきます。

この記事で紹介する
アサーティブなコミュニケーション、アサーティブ・トレーニング
の場合には、ちょっとニュアンスが違います。

どんなニュアンスかがわかりやすいように、ノンアサーティブな3つのタイプを紹介してみます。
タイプといっても性格や人格の分類ではなく、表現の仕方の形なのだそうです。

◎Aggressive 「ギャオス」
相手より上に立とうとする表現スタイル。自分の気持ちをおし通して、相手を思い通りにすることを第一に考える。⇒ケンカが多かったころのわたしかも・・・

◎Passive 「オドオド」
相手より下に立とうとする表現スタイル。対立することを恐れて、相手に向き合うことを裂け、自分の気持ちを押し隠す。⇒控えめ?実は相手が察してくれることを期待しているのかも

◎Passive-Aggressive 「ムッツリ」
表面的には受身なステップをとって相手と向き合うことを避けるが、実は攻撃ステップのように相手を思い通りにあやつろうとする。⇒皮肉屋さんなのでしょうか

これに対し、アサーティブとはこんな感じです。
◎Assertive 「しなやか」
自分の気持ちに耳をすませ、それを正直に認める。私を主語にするメッセージで相手に向き合い誠実に伝える。人と人の違いを認め、おたがいの気持ちをやりとりすることで問題を解決し、対等な関係をつくろうと努める。⇒気を遣って言わないわけでもなく、押し付けるわけでもなく、変なしがらみから解放された自由な感じすらしてきます。

アサーティブなスタンスに立つと、別に相手がそれに同意してくれるかどうかはどこかにおいておく感じもします。同意してくれなかったらどうしよう、と不安になるのではなく、自分はこう思うのだけど、と伝えてみる、もちろん相手の断る権利も尊重する、そんなイメージです。

身近な相手にまっすぐに向き合うには

fmjは”かぞく”がキーワードなので、身近な相手に自分の気持ち・望みを伝えることを考えてみたいと思います。一番身近で一番伝えたいはずなのに、素直になるのが案外難しかったりします。

「身近な相手にまっすぐに向き合うため」の8つのコツを紹介してみます。
身近だけれどもこれまで言いたいことを伝えられていかなかった、という想定の事例なので、なんだか重苦しいような感じもしますが、何か頼みたいときや話を聞いて欲しいときに意識するとよさそうです。

①伝えたいことをしぼる
アサーティブに伝えるコツの1つは、言うことは一度に1つ、現実的、具体的に。
これが意外と難しいかもしれません。何だかイライラするんだけど、あれもこれも出てきてしまったり、何を言いたいんだっけ?みたいなことってよくある気がします。

②時と場所を選ぶ
どちらもゆったりしているときがおすすめ。

③前向きに始める
②で改まって声をかけられると、相手もちょっと身構えてしまうかもしれません。
断罪したりしようとしているわけではなく、関係をよくしたいと思っていることをわかってもらえるように、前向きなムードで切り出せるとよさそうです。

④事実をあげる
具体的な事実を伝えて相手と共有します。

⑤気持ちを伝える
④であげた事実によって、どんな気持ちになったかをなるべくシンプルに表現します。
意見をいうのではなく、心に沸き起こった自分の感情、自分の心の動きを伝えます。いわゆる「Iメッセージ」でしょうか。

⑥相手の言い分もきく
相手の意図を一方的に解釈せずに、「あなたはどう?」と歩み寄りも大切。

⑦実行可能な提案をする
相手にとって実行可能な範囲で具体的な申し出をしてみます。

⑧前向きに終わる
⑦まででうまく伝わるとよいですが、必ずしもそうとは限りません。一気に状況が好転するとはとらえずに、少しずつ伝えていきましょう。

いかがでしょうか?

自然にこうしたことができればそれに越したことはないですが、自分が誰かに対してノンアサーティブになっているな、と感じたときは、こうした伝え方を意識してみるのもおすすめです。

わたし自身の経験を振り返ると、やっぱり⑤のところが一番大事なような気がします。
「家族で仲良く過ごしたかっただけなんだよぅ」と言葉に出せたことがきっかけになったように、改めて自分の気持ちを振り返ってみる、わたしは何がしたいんだっけ、相手に何をしてもらいたいんだっけ、とごくごくシンプルに表現しようとするだけで、一歩前進できるのかも知れません。

今回の記事は、「アサーティブネス」をテーマに、以下の2冊の本から一部引用して紹介しました。どちらも手軽に読めるのでおススメです。

 

編集後記

よく、男性と女性の会話に関することで、ただ聴いてもらいたいだけという女性に対して、男性は解決策を提示せねばととらえてしまいがちで、それがもとで感情が行き違ってしまう、という話をよく耳にします。 うちの小2息子とわたしの会話が最近まさにそんな感じなのです、男女は逆転していますが。

仕事が終わって子どもたちをピックアップした帰りの車中で、その日の悔しかったことなんかを話してきます。主に、自分はきちんとやっていたのだけど、自分はそんなつもりじゃなかったのだけど、こんな風にされてしまって不本意だった、という感じです。
運転中ということもあるのでしょうか、こちらもかなり冷静に「じゃぁこうすればよかったのでは」などとつい言ってしまうのですが、息子は「ただきいてほしかっただけなのに」とむくれてしまいます。

うーん、難しい。 納得がいかずに不本意だったことは、その場できちんと伝えてきて欲しいところなのですが、なかなか言えないことも多いようです。もっとも、わたしだってできていませんが。でも、むくれながらも、「きいてほしかっただけ」という自分の気持ちを認識して伝えてくれているので、それだけでも十分アサーティブなのかもしれないなぁとも思うこのごろです。

 

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大阪出身、だんだん東に来ています。家族は、夫と3人の子ども(男・女・男/2005・2010・2013年生まれ)。夫婦共働きで、家事も育児もなんでもこいの夫のおかげもあり、理系研究職を続けています。時間管理や手帳術、ライフハックに興味はあれど、なかなか実践できていません。ここに参加することで、今より少しでも、有意義な時間が過ごせるようになって、家族のハッピーな笑顔が増えたらいいなと思っています。twitter ID; @keimiesoumom

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