よしこ
Leave a comment

夏休みの自由研究

隔週金曜日担当のよしこです。例年よりも少し早い夏が来て、ニュースでは毎日熱中症の話題があがっています。
気のせいか、救急車のサイレンをよく耳にしているような・・・

先週木・金と、のりさんが夏休み向けの記事を書いてくれていました。
夏休みに向けて準備をしているもの(スケジュール編)
夏休みに向けて準備をしているもの(行動編)

ファミリーマネジメントジャーナルは明日7月20日から夏休みに入ります。
夏休み前、ラストの記事を何にしよう・・・、と迷ったのですが、夏休みにちなんだことにしたいなと思います^^

 

親子泣かせの自由課題

子ども達にとっては楽しい楽しい夏休み、でも宿題もありますね・・・。
プリントやドリルはともかくとして、息子の学校では1年生から自由課題が宿題のひとつに入っていました(提出必須ではないけれども)。どうやら、よい作品は学校を代表して区や市の展覧会に出されることもあるとか。
そして、2年生になった今年は、読書感想文、工作、自由研究、のうち何か1つは提出しなくてはならないようです。わたしが小学生だったころは、そういうのは高学年になってからだったような気がするのですがねぇ。

低学年でこうした自由課題をひとりで作り上げるのは相当難しいと思います。親子で何とかがんばらねは。書店には、自由研究本や読書感想文の書き方本などが並んでいます。

プロフィールで少し触れていますが、わたしの本職は企業で働く研究者、ちょこっとだけ血が騒ぎます。
そこで、自由研究に使えるかも?な身近な化学・科学ネタを少し紹介してみますね。

 

花火の色の素は?

夏といえば花火です(とか言って、人ごみがあまり好きじゃないので何年も見に行ってませんが)。
花火の色はカラフルですよね、そう、中学の化学ででてくる「炎色反応」の賜物です。

リチウムナトリウムカリウムカルシウムバリウム・・・・ (正確ではないけどちょっと色をあげてみました)

金属に熱エネルギーを与えると、金属原子の電子がそのエネルギーを吸収して軌道を移動します。その状態は不安定なので、すぐにもとの安定した軌道に戻ります。そのときに余分なエネルギーを光として出します。このエネルギーの大きさが金属原子の種類によって違っていて、それが色の違いになります。つまり、金属の種類によって、炎色反応の色が違うということです。

花火が始まった江戸時代はこうした金属が手に入らなかったので、オレンジ一色の花火だったんだそうですよ。

こちらのサイトがわかりやすかったです。
花火の色のひみつ/キャノンサイエンスラボ・キッズ

 

固まらないゼリー?!

夏のデザートにも最適なゼリー、作り方も簡単です(って子どもが生まれてからやったことないかも・・・)。
ゼラチン(粉状のものも板状のものもありますね)と水と砂糖を火にかけてとかし、ゼラチン液を作ります。少し冷めてきたら型に流して固めればOK。ジュースを混ぜてもよし、フルーツを入れてもよし。やけどに気をつければ小さなお子さんと一緒に作れます(って、わが家の子ども達はやったことないです、ええ><)。

これが、パイナップルを使うとなんと、ゼリーが固まらない、ということがおきてしまいます。一体なぜでしょう?

ゼラチンの成分はタンパク質です。たしか、動物のニカワ、コラーゲンの部分を使っているんでしたっけ。
生のパイナップルには、ブロメラインというタンパク質分解酵素が豊富に入っているのです。お肉料理にパイナップルを入れるのは肉をやわらかくするため、と聞かれたことがあるかもしれません。それも酵素の働きによるものですが、ゼラチンも分解されてしまい、固まらなくなってしまうのです。

では固まらないパイナップルゼリーを作るには・・・?

2つ方法があります。

1つは、ゼラチンではなく寒天を使う。
寒天はタンパク質ではなく食物繊維(炭水化物)なので、タンパク質分解酵素の影響を受けません。ただしちょっと固い口当たりにはなってしまいますね。

もう1つは加熱処理してある缶詰のパイナップルを使う。
酵素(これ自身も実はタンパク質なんですが)が熱で分解してしまい、効果がなくなります。

生のパイナップルと缶詰かまたは加熱したパイナップルで作り比べてみると面白いんじゃないかなぁと思いました。
あ、でも試したわけじゃないので、うまくいかなかったらごめんなさい。

 

ぬるいビールはよく泡立つ

お子さんのテーマにふさわしいかどうか微妙なんですが、これからの季節はビールがおいしいですよね。
ビールの泡の正体ってなんでしょう?そう、二酸化炭素です。 二酸化炭素は小学校の理科でも教わりますね。

一般に、液体は温度が高いと、溶け込める気体の量が少なくなります。つまり、ぬるいビールには二酸化炭素がとけにくく、それが泡となってでてきてしまう、ということです。

ちなみに、日本のビールは10度前後で適当な泡の量がでるように調整されているのだそうで、逆に冷やしすぎても泡があまり出ないんですね。ビールの泡は口当たりをよくしたり、ふたをする役目にもなっているそうなので、冷やしすぎてもおいしくないというのはそのせいのようです。
温度を変えて、泡の立ち方を観察してみる、なんていうのも面白いかも。

去年くらいから、氷点下まで冷やしたビールが流行っていますが、これはシャーベット状にした泡を別に作って上から乗せているんですね。

☆☆☆

わが家も息子とどんなテーマをとりあげたいか、これからちょっと相談してみたいと思います。
花火、ゼリー、ビール、この3つのテーマは、NHKのEテレ「すイエんサー」にもときどき登場されている内田麻理香さんのご本を参考にさせてもらいました。身近な科学のことがいろいろ書かれている楽しい本です。

 

自由研究のまとめ方

実験するのは好きでも、それをまとめる、というのは、そうそう面白い作業ではないかもしれません。
まとめ方がまとまっているサイトをみつけました。

これでカンペキ!自由研究のまとめ方 科学実験の例

 

1.研究のきっかけ どうして調べようと思ったのかを書く。
2.調べたいこと 実験で何を調べたいのかを書く。
3.予想 どんな結果になるか先に考えてみる。
4.用意したもの 実験に使った道具や材料を書く。
5.実験の方法 どのように調べたかを書く。
6.実験の結果 どのような結果が出たのかを書く。
7.わかったこと・反省したこと 結果からわかったことや考えを書く。
8.参考にしたもの 参考にした本などがあれば、題名と出版社名(しゅっぱんしゃめい)を書く。
自分の名前もわすれずに。

これを1枚の大き目の紙に書いていくとよいのですって。なるほど、学術学会のポスターと同じだ・・・

 

編集後記

みなさん、夏休みの予定は立てていらっしゃいますか?わが家は毎年、お盆にはわたしの実家のある大阪に帰省しています。
でも、今年は出産も控えていることもあり、遠出は避けてのんびりしようかなと。代わりに、実家の父を逆に招こうかと思っています。

明日から、ファミリーマネジメントジャーナルも夏休みに入ります。

あ、でも臨時で『登校(投稿)日』があるかも知れませんので、乞うご期待。ぜひときどきチェックしてみてくださいね。

ではでは、よい夏をお過ごしください。

Filed under: よしこ

by

大阪出身、だんだん東に来ています。家族は、夫と3人の子ども(男・女・男/2005・2010・2013年生まれ)。夫婦共働きで、家事も育児もなんでもこいの夫のおかげもあり、理系研究職を続けています。時間管理や手帳術、ライフハックに興味はあれど、なかなか実践できていません。ここに参加することで、今より少しでも、有意義な時間が過ごせるようになって、家族のハッピーな笑顔が増えたらいいなと思っています。twitter ID; @keimiesoumom

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です