いっき
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「男の子」に振り回されない3つの会話例

競争大好きで、思い立ったら、こう! 自分が 1番じゃないと気がすまない。
そんな男の子ならではの「らしさ」を逆手に取り、「こどもに振り回される」ことを先回りして回避する会話を3つ、ご紹介します。

おはようございます!
イキブロの いっき(@ikkiTime)です。

以前、我が家の息子に嫌いな食べ物を食べてもらうのに、ヒーローに憧れる気持ちをつかんでいきたい、という記事を書きました。
(『子供に嫌いなものをどう食べさせるか?我が家の息子との会話の場合 | あなたのおうち、わたしのおうち。』)

今回はテーマ的にその続編です。
男の子にありがちの (子によるでしょうが)、ある種の「乱暴さ」。それをいかに、個性は否定せずに、家族運営の流れに取り込んでいくか。
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コツは2つあると思っています。

  • 理由を説明すること
  • ただ「お願い」するのではなく「任務」(ミッション)にしていくこと


では、具体的な会話例を書いてみましょう。
なお、私の家は上の子が男の子、下の子が女の子の 2人兄妹です。
仮に、けー君 (兄くん)・まいちゃん (妹ちゃん)としておきます。

会話1:先に下ろしてはあげるけど……


こんな会話がありました。

父:「今から兄くんを先に自転車から下ろすよ。妹ちゃんが後ね。
これはなんでかって言うと、妹ちゃんを先に下ろすと、1人でどっかに歩いていっちゃいそうで恐いから。
だから、兄くんは、妹ちゃんを2番目に下ろした後、お父さんが他の荷物を自転車から下ろしている間は……」
兄:「妹ちゃんをつかまえていればいいってわけだね」
父:「そう。頼むよ」
兄:「オッケー!」

状況としては、私が子供2人を保育園から自転車でお迎えして家に着いたタイミングです。

先に下ろしてあげるのは、君のわがままを聞いて上げるためではなくて、君にも任務がちゃんとあるから。

会話2:レディ・ファースト


さて、荷物を下ろして、家の玄関を入ります。
子供は一番が好きなので、「僕が先!」「私が先!」ということになりがちです。

一日疲れて家に帰ってきて、ここで喧嘩が始まると、親としてはぐったりです。
事前に摘める喧嘩の芽は摘んでおきたい。
私は上の子に伝えます (子供の機嫌がいい日に始めます)。

父:「妹ちゃん を1番で入れてあげてね。次はお母さん。
兄くんはあとだよ。それは強いから。強い人は、後ろから恐いものが追いかけてきたら、弱いものが逃げるまで守ってなきゃいけない。だから、強いものほど後なんだ」
兄:「じゃあ、おとうさんは?」
父:「お父さん……、は最後かな。仕方ない。
でも、兄くんも早く強くなってくれよ? お父さんよりももっと」
子:「それはなんで?」
父:「お父さんだって、一人で恐いものと戦うのは恐いんだよ。だから兄くんが一緒に戦ってくれたら嬉しい。早く力を合わせようよ」

……、という会話がありました。

これはちょっと強引な設定です。
ただ、「自分が1番になりたいんだ」という利己的自我を抑えるためには、一定の理由付けがいると思うのです。

その変法で、こんなことも言ったことがあります。

会話3:「本当に速ければぶつからない」

子供達は、競争が好きです。
我が家の場合、息子 (上)だけでなく、娘も好きです。
だから、朝のお出かけの時に、自転車置き場までの細い道で、2人の競走が始まってしまうことがあります。

この時に、私が息子に伝えたのはこんな言葉です。
「本当に速い人は、速いスピードで走っていても、ちゃんとよけられる。一緒に走っている人にぶつかって転ばせたりしない。
速く走ろうとした時に人にぶつかってしまうような人は、速そうに見えても、本当は遅いんだよ」

上の子と下の子は3年以上歳が離れているので、普通に走ったら上の子が勝ちます。
というか、手加減したって勝てるくらいのはずなのです。
それなら、持ってる者はより多くの責任を負うようにしてほしい。
そんな価値観を示しています。

“頭でっかち”パパの、心のうち

いかがでしょう……。

《人の「強さ」には格のようなものがあって、大人同士の世界では、人間をそういう目で見ているんだよ》(会話3)
《主観的には不合理なお願いをすることもあるけど、それは周りを見渡した時には、みんなが幸せになりやすい“役割”なんだよ》(会話2)
そんなことを、子供の頃から少しずつ感じさせておきたいのです。

ごく物理的に限った話でも、保育園の帰りで、荷物の多い時に、兄が妹を抑えていてくれたら、親は結構な安心感があります。(会話1)

上で紹介した会話には『歳上だから、男だから、戦うために残れ』という無理めな設定も入っています。

「男の子だって、つらい時には泣いていいよ」

等の修正条項も、段々と教えていってあげないといけないでしょう。
でも、そういうことは、一つ身に付いたら次の一つ。
いきなり“奥義”は使いこなせないと思うのです。

編集後記

ある日のこと。

その日は私が残業で、妻がお迎えの日でした。
妻:「そうそう。今日帰って来た時に、ドアのところに蛾がいて。ね、妹ちゃん 、恐かったよねー」
父:「へー。あ、じゃあ、兄くんは、お父さんがいない時は1番強いんだから、ちゃんと妹ちゃんやお母さんに『大丈夫だよ』って、言ってあげられた?!」
息子:「うん」
妻:「してくれたよねー。かっこよかったよね。ちゃんと妹ちゃんを守ってたよねー」
父:「へー。いいねー。えらいじゃん」
妻:「虫がいて、鍵も開けてってしようと思うと、私もパニックになるからさ、兄くんが妹ちゃんを見ててくれると、たすかるよね」
なんて会話がありました。(妻は虫が苦手なのです)

息子の“「うん」” に、自慢気な様子がなかったので、聞き逃しそうになりました。褒めそこねなくてよかったです。

おもちゃの取り合いから喧嘩になっていることもある兄妹ですが、マイペース妹と構い屋の兄。
仲良くやってくれているようです。

留守が頼りになるのは、嬉しいことですよね。

今日もありがとう。

ではまた、どこかで。

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苦しい毎日を、もうひとふんばり。 いっき(@ikkiTime)です。 普段は 「イキブロ」というブログで、ライフハック系の記事を書いています。 恐い明日を、少し親しみやすく 今日をもう少しご機嫌に。 都内在住のサラリーマン。30代です。 2児(兄妹)の子育てに、共働きの妻とともに取り組んでいます。 理詰め派の上、日がな緊張感が高いので、生きづらさを感じる場面も多いです。 いわゆる「ふつう」のお父さんになれない場合でも、あれこれ工夫して、『 このお父さんでよかった!』と思ってもらええるアイデアを、シェアしていきたいと思っています。

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