蓮花
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健やかさ、とは

lara and saskia
こんにちは。隔週金曜日担当、養生と手帳とライフログの蓮花(れんか)です。

最近、こんな2つのニュースがありました。

中国、一人っ子政策を緩和
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131119-00000112-reut-bus_all

中国「二人っ子政策」で粉ミルク争奪が激化
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20131116-00029825/

このニュースを見て、考えたことがあります。今日は、いつもとはちょっと違う徒然日記‥です。

ある時、香港での出来事

香港のスーパーで、粉ミルクを始めとしたベビー用品を大量買いする、中国人の若いお母さんがいました。中国からの観光客の傍若無人さに辟易している香港人は、白い目で見ていました。たまにしか来ない香港の街で、勝手がわからず右往左往する若い母親。私がほんの少し通路を空けてあげただけで、ものすごく感謝されました。「謝謝」と言った時のまっすぐ過ぎる視線が、こころに刺さります。この人たちはわかっている。中国人が近隣諸国から厄介者扱いされていることを。周りから白い目で見られようと、あからさまに舌打ちをされようと、赤子を抱えた母親は、それでも頑張ってミルクを買い求めるのです。

またある時、上海のレストランにて

上海の日本食レストラン。バギーの母親が「赤ん坊のミルクを作りたいのでお湯を使わせてほしい」と頼みに来ました。店はヒマ。快諾する店員。店の飲料水サーバーを使わせてあげます。その間、バギーの子供をあやし、たらしたよだれを紙ナプキンで拭ってあげています。母親が子どもにミルクを飲ませている間、一緒にバギーの前で談笑する店員。ただ、ヒマだっただけかもしれません。でも「できる時は、やってあげる。なにか問題が?」という姿勢が、またもやこころに刺さりました。

こころの、からだの、世の中の、すこやかさ

寛容でありたい、と思うのです。自分が寛容でいられないなら、他者からも同じような仕打ちを受けるでしょう。「いいことをしたら、自分に還ってくる」その法則を信じたいし、信じられる世の中であって欲しい。当たり前に感じ、当たり前に行動できるよう、こころとからだを整えておきたい。養生が、自分の健康を保つためだけでなく、自分のまわりを健やかにする手段になればいい。そんなふうに思います。

上海のレストランの小姐(しゃおじぇ)に、いいことが還ってきていますように‥そう願うばかりです。

※小姐(しゃおじぇ)とは、若いお嬢さんに対する呼びかけのようなものです。

編集後記

夫が日本に帰国して、また上海に発つ時。中国の友人からおみやげに粉ミルクを頼まれることが、もはや定番となりました。「〇〇社の△△という商品をよろしく」という銘柄指定まで。タオバオという中国の巨大ネットショッピングサイトでも、日本製の粉ミルクは人気商品です。日本を旅行で訪れた中国人も、おみやげに粉ミルクをどっさり買っていくそうです。政府がどう考えようと、中国の母親たちの粉ミルクフィーバーは、まだ冷めそうにもない様子です。

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lotas

自分や家族の体調不良がきっかけで、漢方に興味を持ちました。 2008年に国際中医薬膳師試験に合格。 漢方薬だけ、薬膳料理だけ、ではなく、暮らしのすべてが養生につながります。 子育てする人も、される人も、しない人も。 みんなが元気になれる”暮らしのヒント”をお伝えしていきます。

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