いっき
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子供に時間の説明をする時は図に描こう

〜子供が将棋を覚えてくれたら、うれしいか?〜

子供が新しい遊びを覚えると、そればっかりに夢中になって、それをかわすのがなかなか大変だったりします。
昨年、《子供が将棋を覚えたら》という記事を書きました。
これはその舞台裏話でもあります。
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おはようございます!
隔週水曜日担当、いっき(@ikkiTime)です。イキブロというブログもやっています。

お子さんが将棋に興味を持ったら、嬉しいでしょうか?
私の場合、「おお、やった」 というのが正直なところでした。
アナログで長い歴史もある対人のゲーム。なんだか思考力が鍛えられそうなイメージもありますし、親子のコミュニケーションにもできそうですから。

また、「文化系的格闘技」みたいな部分も、息子のためにはいいかな、という思いもありました。

男の子にしてはそれほど活発に体が動く方ではありませんから、本当の喧嘩やスポーツち盛り上がるといえことはあまりないように思えます。
それでも、闘争本能みたいなものはあると思うわけで「戦う。そして勝つ!」という体験はさせてあげたいという考えはあったわけです。
そういうことにもいいかなーと思ったわけですね。

しかし、誤算だったこともあります。

親子で将棋のデメリット


1. 自分(親)の時間も浸食される


私も共働きですので、子供を保育園から迎えたら、家事をするわけです。
そこで、
「おとーさん、将棋やろ♪」
ということになると、家事の夜レシピがが滞ってしまうのですよね。それも結構長い時間が。
これは、「なんだかんだで、今までテレビを見せていたんだなあ」と気付く瞬間でもありました。

また、将棋は1試合にかかる時間が長いです。そして、息子以外ではできる人が家族に私しかいないので、「子供同士で遊んでいてもらう」ことができません。

さらに、お兄ちゃんが遊んでくれないことで、妹ちゃんのいたずらもより増します。
それまで、わずかにあった『すき間のような自由時間』も侵食されてしまいます。

(「子育て」って、それが精神的にキツいんですよねー。これにかぎらず、全般的に)

2. 頭が疲れる


久しぶりにやったその日は、かなり疲れました。将棋はかなり脳に負荷のかかるゲームのようです。
将棋をやったことのない人にとっては、まず「9種類の駒の動きとその並べ方を覚える」ことが高いハードルに感じられるかもしれませんが、それ自体は実は序の口です。

やってみると、将棋の試合は、脳の認知リソースをかなり投資しないとできないゲームなのでした。

  1. 相手の大駒の利き(射程距離の長い武器の危険エリア)を常に意識して、チョンボを踏まないように気を付けつつ、
  2. こちらの攻撃作戦の意図を胸に秘めつつ(この駒とこの駒を組み合わせて、相手のこのあたりに攻めかかりたい)、
  3. 目先の つばぜり合いを相手の手に合わせてそつなくさばかなければならない。
  4. そして、それぞれのつばぜり合いの結果が、全体にどのように波及するか展開の先を読まなければならない。(しかも、それは「ノートに “予想図” を実際に書きつつ考える」というわけにはいかないのです)

すごいマルチタスクな脳の使い方です。
ヘロヘロになりました。

それでいて、子供の方は疲れ知らずなんですから。
「もう一回やろ!」
ということになります。親はもうぐったりです。

子供との遊びの付き合い方


テレビを見せるばかりのままでいるよりも、一人遊びばかりが得意になるよりも、いい方向には向かっている。

だからそれは継続したい。

……、なのですが、このままでは親の負荷も相当なものです。
さて、どうするか?
というわけで2つの対策を打ちました。

1. 詰将棋


これが前回のネタになったわけです(笑)
家事をやっている最中に声がかけられた時は、「じゃあ、詰将棋3問解いて待ってて。お父さんもこれが終わったら行くから」と時間を稼ぎます。

付け加えると、ある程度強くなってもらった方が、相手をしていて盛り上がるので、精神的な苦痛も少し軽くなります。

これで、問題の「2.」、頭の疲れに一定の対処ができます。

2. 夜時間ボードを使って視覚的に見せながら説明する


これは以前にイキブロで作成過程と導入を記事にした時のものです。
(参考リンク:iki0122|保育園児の時間管理チェックリスト~もう年長さんだし「何度も言われなくてもやってほしい!」その1~導入と手ごたえ | イキブロ
で、その日の説明としては、
「『今は』できない」ということをこれを使って子供に説明しました。
これは、以前息子に、夕食と遊びの後には、お風呂があるんだよ、帰ってきたら手を洗ってよ、ということを伝えるために作っていた夜時間ボードです。

これを今回、また引っ張り出してきて使いました。
↓ こんな感じです。
私:「ここからここまでの時間はお父さんは食器を洗っている。ここになったら息子君はお父さんとお風呂に入らなければならない。だから、将棋をできる時間はここからここまでの間だけなんだ。ここになるまでは、(詰将棋の方をやるなどして)待っていてくれ」
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※ もう少しくだけた口調で、実際にはしゃべっていたと思いますよ。

実のところ、このリストは、上の記事で作ったものの、最近までつい眠らせてしまっていました (;^_^A
(それでも「帰ってきたら、1番には手を洗ってよー」「制服と帽子は、フックにかけてね」といった合言葉としては使えていたのですけどね)

子供の苦手な能力を補強する

お子さんが2歳や3歳だと、まだこういった説明や説得は難しいかもしれません。
まだまだ、感情のコントロール自体が難しいとしごろでしょうから。

それでも5歳となれば、「話して、分かる」を期待できるかもしれません。

fmj記事で以前、ドクターなお♪ さんがこんな記事を書いていました。
こども性善説といろいろな不足スキル》
この記事の中で、子供が一般に苦手とするスキルの例として、いくつかの能力があげられていましたが、その中に

『時間感覚把握スキル』

というものもあがっています。

「あとで」
「今はダメ」
というのが、具体的に『どうなったらいいのか』が伝わっていなければ、それをただ言っても伝わらない可能性は高いでしょう。
子供はまだ、今の気持ちをずっと大切にして生きていますから、それを否定されたら、未来を含めた “ぜんぶ” で拒否されたように感じるかもしれません。
(大人だって、未来の約束よりも、目の前の現物の方が、確実性がある分だけありがたく感じるくらいですから)

「あとで」という交渉をする時に、こちら(大人)の頭の中にある全体図を、相手にも共有してもらう。
なんとなく、それが届いていない感触が気持ち悪くて、なんとかもう少し具体的に伝えたい、と考えた時に思いたしたのが、(それまで眠っていた、)前述の夜時間ボードだったわけです。

編集後記

「ゲームばかりさせない」
「テレビばかり見せない」……。
本当に、親にとっては「言うは易し、行うは難し」です。
他人と時間を共有しながら楽しむことを教えるのは、親の方にも工夫とある種の覚悟が必要なようです。

私は若い頃にかなりのゲーム好きでしたから、特にゲームが悪いことだとは思っていません。
(ゲームは音楽と文字、音声や絵を並列に提示できるという点で、物語の媒体として高いポテンシャルを持っています。
また、選択肢のクリック程度といえ、そこに働きかけがあるので、そこで物語への参加感だって生じます。)

ではありますが、私もやはり親ですから、どこかで「子供には自分よりも幸せになってほしい」「自分よりも立派になってほしい」という思いはあるわけで、『自分に似過ぎないように』ってことも考えるわけです。

それにゲームってやっぱり、高いですしね(苦笑)

 
今日もありがとう。
 

ではまた、どこかで。

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苦しい毎日を、もうひとふんばり。
いっき(@ikkiTime)です。
普段は 「イキブロ」というブログで、ライフハック系の記事を書いています。
恐い明日を、少し親しみやすく
今日をもう少しご機嫌に。

都内在住のサラリーマン。30代です。
2児(兄妹)の子育てに、共働きの妻とともに取り組んでいます。
理詰め派の上、日がな緊張感が高いので、生きづらさを感じる場面も多いです。
いわゆる「ふつう」のお父さんになれない場合でも、あれこれ工夫して、『 このお父さんでよかった!』と思ってもらええるアイデアを、シェアしていきたいと思っています。

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