蓮花
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宇宙のファンタジー

こんにちは、隔週金曜担当、養生と手帳とライフログの蓮花(れんか)です。

養生って、なんだろう?

日本で漢方や薬膳を学んできて、中国で養生を日常的に実践する中国人を目の当たりにして。近頃思うのは、養生とはなんなのだろう‥ということ。決して特別なことではなく、日常生活の中で当たり前に行うこと。そして、その為にはその仕組みを理解し‥fmjやブログでも書いてきました。ずっと理論をお話ししてきたわけですが、もっと感覚的なものなのでは?近頃、そんな疑問が湧いてきたのです。

漢方薬を飲む?

これも、ひとつの手段でしょうね。まさしく、その仕組みを学びに漢方スクールに通ったのだし。でも、漢方薬はやっぱり薬です。病気の時に飲むもの。医師や薬剤師の指導の下で”服用”するものです。

薬膳料理を食べる?

そもそも「薬膳料理」の定義がはっきりしない。生薬の入った中華スープ?クコの実が散らしてあるもの?日々の献立を考えるのもたいへんなのに、そこに薬膳理論を加えるなんて‥私だって、正直めんどくさいです。

もっとシンプルなこと

私たち人間は、動物です。工場で作られる機械では、ない。動物は、自然に属しています。自然は地球に、そして宇宙に属しています。私たちのからだの営みが、自然の営みに組み込まれ、それは地球の、そして宇宙のリズムとなる。その逆も然りで、宇宙の一部が地球で、その中に自然、またその中に人間。私たちのからだは、それ自体が小さな宇宙なのです。

だから、五感を研ぎ澄ませ、からだの声に耳を傾ける。いま私はどんな状態なのか?何を欲しているのか?何が不快なのか?そうして今度は、からだの外へ視線を移す。気温は?湿度は?風は?それらは、からだにどんな影響を及ぼすのか?からだという”小宇宙”がうまく回っていく為に。中の状態にも外の状態にも気を配ること。これこそが、いちばんシンプルな養生のかたちなのではないか‥と思うのです。

本能、フル活用

漢方を学ぶようになってから、より本能的になったというか。「これイヤ」とか「今いい感じ」などと、感覚的な言葉がすぐ出るようになりました。大人として社会生活を営んでいると、感覚的になることはためらわれますよね?でも、自分の体調管理の時だけは、ちょっと本能を優先させてみて下さい。自分の中の”自然に属する部分”を大切にしてあげる。それだけで、立派な養生の実践になるのです。

編集後記

人間は自然に属し、ひいては宇宙に‥のくだり。これは「整体観念」と言って、漢方や中医学を学ぶ際の、基本中の基本となる概念なのです。スクールで使った教科書の最初のページにも書いてあります。初めて見た時は「宇宙とはまた大きく出たな‥」と思い、そして何故かアース・ウィンド・アンド・ファイアーのメロディが頭に浮かびました。今回の記事を書いている最中も、ずっと脳内エンドレスで流れていた曲名をタイトルに起用しましたw

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lotas

自分や家族の体調不良がきっかけで、漢方に興味を持ちました。 2008年に国際中医薬膳師試験に合格。 漢方薬だけ、薬膳料理だけ、ではなく、暮らしのすべてが養生につながります。 子育てする人も、される人も、しない人も。 みんなが元気になれる”暮らしのヒント”をお伝えしていきます。

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