いっき
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イラストをちょっとうまく描いてあげる2つの方法

〜子供と一緒にお絵かきをしてみよう~


お子さん相手に、ちょっと絵をかけたらいいですよね。紙とペンが遊び道具に変わってくれますし、ちょっと5分間気を引きたい時にも使えます。
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おはようございます!
隔週水曜日担当、いっき(@ikkiTime)です。イキブロというブログもやっています。

イラストを上手く描けるようになる方法を、目的別に2つ、最近見つけたポイントを紹介してみます。

1. キャラクターものをうまく書く

この場合、何はなくともお手本が必要です。
記憶スケッチ厳禁です。
なぜなら、近代のキャラクターイラストは、記号の組み合わせでできているので、「漢字の書き方を覚える」のと同じような「部品の正しい組み合わせ」で、それに見えるかどうかがほぼ決まってしまうからです。
だから、画力が問われる前に、「正しく描く」ことでちゃんと似てくれます。

例えば、アンパンマンに出てくるキャラクターを私が描くとするなら、次のような書き順で書きます。

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左からそれぞれ、ドキンちゃん、ロールパンナちゃん、あかちゃんマン、を描いています。

  • ドキンちゃんは、4つのアーチを輪郭の円の中に書き、その中央の下端のに鼻をあらわす小さな丸を書きます。
    この後、端のアーチの中に頬っぺたをあらわす大きめの丸を描いていきます。
    ここまでをつかんだ時点で、もう「勝った」というものです。目はかまぼこ型、その中に弧をくっつける形で黒目をかいて、まつげを2・3本。口は適当でも可。
  • ロールパンパンナは、円の中に、3本の曲線。下が1本で上が2本、漢字の「人」みたいな位置関係ですね。そして、額に「R」の文字。この時点でほぼ決まり。あとは隙間に目鼻を入れます。
    目は縦長の形がベターですが、そうでなくても分かってもらえるでしょう。
  • あかちゃんマンは、二重アーチが基本です。外側のアーチにはクマの耳のような丸を2つ、内側のアーチにはフリルを抽象化した波線をぐるっとめぐらせます。
    その上で、このキャラには珍しく髪の毛があるので、前髪を描きます。もう、目鼻口はそれほど気を使わなくても大丈夫です。

というように。
ですので、「アンパンマン大図鑑」ほどではなくてもいいので、「アンパンマンをさがせ!」のようなキャラクターがとにかくたくさん載っている本を一冊手元に持っておくと便利です。

そして、小学生が漢字の書き取りで「石」と「右」や、「午」と「牛」で悩むくらいのつもりで、線がどこから始まるのかを正しく写します。

これがないと、「青と白の境目が、目の上を通ってしまっているドラえもん」の事態を引き起こすわけです。

と、このようにルール通り、システム通り、で描きやすい物が漫画やアニメのキャラクターには多いのですが、それでも意外と似てくれないものもあります。
アンパンマンの登場人物で言うなら、カレーパンマンやチーズが存外に難しいです。
部品通りに書いているのに、なぜか似てくれません。

概してシンプルな物の方が、難しいようですね。

2. 即興でオリジナルのイラストをかわいく描けるようになる道を進みたい!

こちらも、第一歩としては「良質なお手本に出会うこと」が大事です。
そしてこちらは、ちょっと大変。少しは練習が必要です。

そして私がもっともお手本としたい画風がコレ。


……そう。『保育園などの壁に貼ってあるアレ』です。

この『PriPri』の絵柄はすごい。ことに千金美穂さんの絵柄はすごい。
ここまで徹底的にかわいさだけを抽出して、雑味を丁寧に取ったような味わいってそうそうないです。
おそらく、ほとんどの人に、反感やひっかかりを感じさせないんじゃないかな。
(例えば初期ディズニーの絵柄なんかだと、ちゃんと顔の筋肉で表情を表現できるようにさせようとしているから、どこか可愛いと同時に絵柄がくどかったりします)

これを私は白い紙の隣において書写します。
もしゃもしゃもしゃ。

左の絵を模写したのが、右の私の絵。

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はい、似てませんね。

見ながらペンを動かしているので、線が細かく蛇行していますが、絵柄の感じもなかなか似てはくれません。
“PriPri風” というよりは……、なんだろう? ちょっと献血のキャラクターに似ているような??

これを描く時にも、もう本当に「輪郭楕円の長径と短径の比は 5:3か ? それとも 4:7 か?」
「目の位置は、上下だと中央よりやや上、左右の間隔は 1:5:1 か? それとも 1:4:1か?」
というレベルで、必死で見つめてから描いていました。それでも、似てくれません。

さっきの「カレーパンマンやチーズ」問題のより高度な版がここで起きているような気がします。

もう少し練習すると


で、その後 10枚くらい練習して、脳内に “可愛さ回路” をなるべく育んでから、お手本を閉じて描いてみたイラストがこちら。

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相変わらずPriPri風には程遠いですが、まあまあ、「かわいい」範囲には収まってきたのではないかと思います。
少なくとも、コイツが自分の手帳やノートのはじっこで、『ここがポイント!』と言っていても、嫌悪感はないだろうというレベルにはなれました。

こういう、いいテキストには「たとえ純度85%にしか至れなくても、この理想形を目指しての失点15なら、85点でもそれなりに美しい」という楷書のお手本のような力があります。
それを借りて練習してみるわけですね。

まとめ

  • いずれにせよお手本は大事です。
  • キャラクターを書くときには漢字の書き方を覚えるように描きます。
  • 可愛さのコツをつかみたい時は習字の授業のように描きます。

以上、《その場で》から《せいぜい数時間》でできる、見栄えよく絵を描く方法について紹介してみました。

ただ、今回紹介したような描き方は、受験勉強でいうところの『詰め込み型の勉強』とか『丸暗記』に近いイメージがあるかもしれません。
短期間でそこそこ描けるようになって、
「私って、絵が下手で……」
という自己批判を回避できるところまで、進むための、技術。

ですので、ここから卒業して「どんなものでもそれなりに」描けるようになるには、人や動物の形の特徴をつかむための観察スケッチや、物の形を正確にとらえるための○△◻︎デッサンのようなものを、していく必要があるでしょう。

でも、私としては、「とりあえず『あ、かわいいもの自分にも描ける!』と思える」ための方法というのが必要だなと思うわけです。

編集後記

今回参考にさせてもらった雑誌。
以前は不思議に思っていたんですよね。

子供がまだ小さいころに、いくつかの保育園を見ても、どちらでも同じ画風のイラストが使われている。
認可保育園と都認証(つまり無認可の)保育園の枠組みを超えて同じ。

最初は、『教育委員会』みたいに文科省ならぬ厚労省から降りてきているのか、それとも《日本保育士連盟》みたいなところが広めているのか、とか考えていたんですが……。

ある時「壁の絵、今日から変えたんですね。これ作る人、当番制とかなんですか?」というところから聞いていってみると、
「あ、この図案ですか? これは保育雑誌というのがあって、それに型紙が載ってるんです」
みたいなことを教えてもらえました。

保育雑誌。
そんなものがあるとは。

これだけ情報社会が進んでも、生活する領域が違うと、存在すら知らない情報というのがあるものなんですね……。

(そこから先はamazonで検索したらすぐ見つけられましたが)

 
今日もありがとう。

 
ではまた、どこかで。

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苦しい毎日を、もうひとふんばり。 いっき(@ikkiTime)です。 普段は 「イキブロ」というブログで、ライフハック系の記事を書いています。 恐い明日を、少し親しみやすく 今日をもう少しご機嫌に。 都内在住のサラリーマン。30代です。 2児(兄妹)の子育てに、共働きの妻とともに取り組んでいます。 理詰め派の上、日がな緊張感が高いので、生きづらさを感じる場面も多いです。 いわゆる「ふつう」のお父さんになれない場合でも、あれこれ工夫して、『 このお父さんでよかった!』と思ってもらええるアイデアを、シェアしていきたいと思っています。

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