よしこ, 未分類
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知って安心、AED

今日はひなまつりですね。わが家は3月1日にようやくおひなさまを飾りました。月曜日担当のよしこです。

画像_救急車

先々週になるんですが、親子向けの救命救急講座に参加してきました。前半は災害時の備えや心のケア、いつもと違う子どもの様子に目を配る、受診時の心構えなどのお話、後半は事故の予防、救急時の対応について、消防署員さんの指導がありました。

どのお話もとてもためになるもので、全部ご紹介したいくらいなのですが、ボリュームも大きいのとわたし自身まだまだ理解し切れていない情報もあってうまくまとめられそうにないので(とか一見謙虚に書いていますが、記事締め切りを大幅に過ぎているためというのが一番・・・><)、今日は「AED」についてお伝えしようと思います。どんなものかを知るきっかけになればと思っており、詳しくは講習などで実際に学んでいただくことをおススメします。

AEDは心室細動をとめる機器です

AEDとは
Automated(自動の)
External(体外の)
Defibrillator(細動[fibrillation]をのぞく)
ということで「自動体外式除細動器」と日本語ではいいます。

除細動を行う機器である、ってことのようですが、細動ってなんでしょうか。

心室細動とは?

心室というのは小学校の理科でも教わりますが、心臓の4つのお部屋のうちの下側の2つです。
心室細動というのは、心臓の心室の筋肉が小刻みにふるえてけいれんをしたような状態になって、脳や体に血液を送ることができなくなる危険な不整脈のことだそうです。心臓が原因で突然亡くなる場合の多くが、この心室細動を起こしていることが知られています。心臓を取り囲む血管が何かの原因でつまってしまう(急性心筋梗塞)などが大元の原因だそうです。

心室細動とはどんな不整脈ですか? | AEDで助かる命 | 公益法人 日本心臓財団

 

 

 

心臓って急にピタリととまるわけではなく、いつものドクンドクンじゃなく、プルプルピクピクして血液を送り出せなくなって、それが数分続くと重要な臓器に血液がいかなくなって、そして心臓も完全に停止してしまうのですね。

心臓を動かすわけではない

医師が主役のテレビドラマなどにでてくる電気ショック(カウンターショックというようです)は、あのショックで心臓を動かそうとしているのかと思っていましたが、それは勘違いで、強い電流を一瞬流すことで電気的な刺激を与えて、心臓の筋肉のピクピクをリセットしているのだそうです。AEDも原理的に同じものになります。一旦けいれんをとってやると、元通りにドクンドクンと動き出すこともあるし、そのあとに続けてマッサージや薬剤の治療を受けることで回復できることもあるということです。

救急車を待つだけではダメ?

心室細動を起こすと刻々と危険な状態になります。脳に血流が届かなくなると3分で障害が始まるそうです。119通報してから救急車がくるまでが平均7~8分(2013年版 消防白書のデータでは8.3分)とされており、年々長くなっているとのことです。電気ショックを与えるのが1分遅れると救命率が10%下がるそうで、救急車が来るのをただ待っていては間に合わなくなってしまいます。

待っている間に、そばにいる人ができることが、心肺蘇生とAEDということになります。万一のときのために、やり方、使い方を知っておくと、何もできずに救命率を下げてしまうリスクを下げられるかもしれません。

AEDは誰でも誰にでも使える

2004年7月から医療従事者でない一般の人でも使うことができるようになりました。駅やショッピングモールにも設置されているのをよくみかけます。

心肺蘇生とAEDの使用の流れ

誰か倒れている人がいて、呼びかけても全く反応がなく、お腹と胸を全体的にみたときに呼吸をしていない、または普段どおりの呼吸でない場合は、119番通報をして、周りにAEDがあればそれを準備しつつ(周りの人に呼びかけて分担できると早い)、いち早く胸骨圧迫(と人工呼吸)を行う必要があります。胸骨圧迫というのは心臓マッサージのひとつですが、心臓をまた動かすためというよりは、胸を物理的に押さえることで血流を生み出して脳に血液を送ってやる目的もあるようです。

人工呼吸は必須ではない

人工呼吸は効果的にやることが難しいこと、自信がなくて躊躇しているうちに胸骨圧迫も遅れてしまうことがあるということで、現在では一般の人が行う手当てとしては必須ではないそうです。心臓のトラブルで心停止が起こるケースが多い大人の場合、まずは胸骨圧迫を優先して進めるようにとのことでした。

使い方は簡単

AEDは、音声メッセージとランプでやるべきことを指示してくれるので、それにしたがって使うことができます。

①AEDを傷病者の近くに置く

②電源を入れる

③電極パッドを貼り付ける
このとき、ぬれていないこと(ぬれていると電気が体表だけに流れてしまうのでふく)、貼り薬がないこと、ペースメーカーのようなかたいふくらみがないこと、を確認します。
パッドは成人用(小学生以上)と小児用(未就学児)があり、成人に小児用を使うのは電流量が足りなくなることがあるのでよくないそうです。

④メッセージにしたがってボタンを押す
除細動の必要があるかないか、AED自身が判定してくれますので、それに合わせて動かせば大丈夫だそうです。

妊婦さんや小さな子どもにも

妊婦に使えますか? | AEDで助かる命 | 公益法人 日本心臓財団
 

 


自分が妊娠中に職場でもAEDを使う訓練があったので、気になって消防署の方に伺いましたが、母体がそこまで危険な状態になってしまうと当然胎児にも影響がでるので、母体の血流を取り戻すことは胎児にも重要なことだということでした。

現在のガイドラインでは0歳から使用できることになっていますが、赤ちゃんの場合は、心停止の原因が窒息などからきていることが多いので、まず詰まっているものを除いて人工呼吸をしたほうがよいこともあるようです。

救急車がきて引き継ぐまでは続ける

傷病者が普段どおりの呼吸をし始めるまでは、心肺蘇生とAEDは中断せずに続けるのが大事だそうです。AEDは上に書いたように、心臓を動かすのではなくけいれんを除くものなので、そのあときちんと動くように、脳へのダメージを軽減するためにも、胸骨圧迫を続けて血液の流れは維持しなくてはなりません。

知っていれば安心材料が増える

AEDの講習は、職場の防災訓練と今回で2回受けたのですが、音声ガイドもあって機器の方で心拍をモニターして除細動の要不要は判断してくれますので、何回か学べばいざという時にやってみる勇気を出すことはできそうな感じです。
普段はなかなか思い出すものでもなかったりするので、救急車の呼び方などといった基本的なことから一通り、年1,2回おさらいして反復習得できるとよさそうに思いました。

講習は近くの消防署などでも実施しているそうです。以下は東京消防庁のリンクです。
東京消防庁<安心・安全><救急アドバイス><救命講習のご案内>

今回の記事は、以下の情報を参考に書きました。胸骨圧迫の方法などもリンク先で確認できますよ。

・ガイドライン2010対応 普通救命講習テキスト(川崎市 消防局)

日本救急医学会 市民のための心肺蘇生

 



AEDを使った救命の仕方 | AEDで助かる命 | 公益法人 日本心臓財団


編集後記

早いもので今年も6分の1が過ぎてしまいました・・・(信じたくない)。
子どもたちは年度替りで、わが家は長男が小3、長女が年少、次男が保育園デビューです。

いつでも親にとってはじめての一番上の子はどのように接するのがよいのか、頭を悩ませます。
先日、学校に忘れ物をしてくることが何度か続いたので、ここはきちんと仕切りなおすのがよいのではないか、と思い、学校に取りに戻らせたのですが、別の忘れ物をしてきたうえに、道中で空の手提げカバンを落としてきました。しかも、本人は落としたことにも気がついていないようでした。
本人に聞くと、傘をもっていて(小雨の日でした)いろいろ考えていたら落としてしまったんだと思う、ということでした。全体が見えている大人からすればなんでもないことでも、8歳の息子にすると、いろいろ混乱していたのだと思います。fmjでも記事があった「不足スキル」について、少し考えてみようと反省した母です。

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大阪出身、だんだん東に来ています。家族は、夫と3人の子ども(男・女・男/2005・2010・2013年生まれ)。夫婦共働きで、家事も育児もなんでもこいの夫のおかげもあり、理系研究職を続けています。時間管理や手帳術、ライフハックに興味はあれど、なかなか実践できていません。ここに参加することで、今より少しでも、有意義な時間が過ごせるようになって、家族のハッピーな笑顔が増えたらいいなと思っています。twitter ID; @keimiesoumom

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