坂根
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内向型のメリット! – 書籍「内向型人間の時代」の紹介

おはようございます。島根の司法書士、坂根(@sakane0958)です。
唐突ですが、あなたは内向型ですか?外向型ですか?
私はバリバリの内向型ですが、私自身も内向型であることにコンプレックスを感じて生きてきましたし、一般的にも内向型は「損である」と思われがちですよね。

今日は、そんな価値観をぶち壊してくれる本を紹介します。

内向型かどうかの簡易判定

まず、自分が内向型かどうかを知ることが第一歩です。

  1. グループよりも一対一の会話を好む。
  2. 文章の方が自分を表現しやすいことが多い。
  3. ひとりでいる時間を楽しめる。
  4. 周りの人にくらべて、他人の財産や名声や地位にそれほど興味がないようだ 。
  5. 内容の無い世間話は好きではないが、関心のある話題について深く話し合うのは好きだ。
  6. 聞き上手だと言われる。
  7. 大きなリスクは冒さない。
  8. 邪魔されずに「没頭できる」仕事が好きだ。
  9. 誕生日はごく親しい友人ひとりか二人で、あるいは家族だけで祝いたい。
  10. 「物静かだ」「落ち着いている」と言われる。
  11. 仕事や作品が完成するまで、他人に見せたり意見を求めたりしない。
  12. 他人と衝突するのは嫌いだ。
  13. 独力での作業で最大限に実力を発揮する。 
  14. 考えてから話す傾向がある。
  15. 外出して活動したあとは、たとえそれが楽しい体験であっても、消耗したと感じる。
  16. かかってきた電話をボイスメールに回すことがある。 
  17. もしどちらか選べというなら、忙しすぎる週末よりなにもすることがない週末を選ぶ。
  18. 一度に複数のことをするのは楽しめない。
  19. 集中するのは簡単だ。
  20. 授業を受けるとき、セミナーよりも講義形式が好きだ。

(P19より)

当てはまる項目が多いほど、内向型の傾向が強いようです。

○の数より×の方が多い場合、「外向型」の傾向の方が強いと思われます。
その場合も、「自分には関係の無い話だ」と切り捨ててしまわず、もう少しお付き合い下さい。
きっとあなたの周りにいるであろう内向型を理解するのに役に立ちます。

内向型人間の強み

外向型が評価される社会

著者の生活するアメリカでは特にその傾向が強いようですが、一般的に外向型の方が目立ちますし、対人的な仕事をスムーズにテキパキこなすイメージがあります。
外向型の方が、仕事がデキるという評価を受けやすいでしょう。

内向型は「真面目なんだけどなぁ」という「いい人」の評価に留まることも多いです。
しかし、原著者の分析では、内向型であってもAmazonの創業者ジェフベゾスや投資家ウォーレンバフェットのように成功を収めるものも多数存在し、必ずしも成功の要件として外向型である必要は無さそうです。

内向型はToo Sensitiveであるが故に内に籠もる

著者は、内向型と外向型の根本的な分岐は「外部からの刺激への感受性」にあるのではないか、と述べています。

つまり、内向型は外部からの刺激を敏感に受け取ってしまうので、それを避けるために内に籠もる傾向が強くなる。
逆に、外向型は強い刺激を受けないと退屈してしまうので、さらなる刺激を求めて外へ繰り出し、多くの人との交わりを求める。

内向型の内に籠もりがちな傾向を、単なる怠惰や経験不足ではなく、持って生まれた性行の一つによるものであり、むしろ誇るべき「高い感受性」から生じるものである、という考え方はこの本から得た大きな収穫の一つでした。

内向型が発揮するその集中力

Appleの創業者のウォズニアックのエピソードが紹介されていましたが、内向型は自分の興味のある分野においては、ものすごい集中力を発揮し、ぶっ続けで何時間も何日も作業に没頭したりします。

そういった強い集中力がビジネスに繋がれば、どういう強みになるか、想像に難くないでしょう。

「かぞく」にこの考え方を持ち込むと・・・

他方のタイプを理解するきっかけになる

親が内向型なら子供も内向型、とは限らないのが面白いところで、私同様、妻は内向型ですが、長男(兄)は今のところは外向型がかなり強そうです。
長男は、週末には外に出ることを要求し、刺激を求めます。
内向型人間の時代を読んだことで、異なるタイプの長男の要求を客観的に見ることができるようになった気がします。

この本は内向型に向けて書かれた本ではありますが、他方のタイプの人間を理解する、という観点においては外向型の人が読んでも得るところの多い本ではないかと思います。

きっと、外向型から見た内向型の人間は、真面目であまりしゃべらなくて面白くないヤツ、という評価を下されがちかもしれません。
しかし、外に発信しないだけで、実は内面に面白いモノを秘めている内向型は多いのです。

内向的な我が子の成長を焦らなくなる

長女(妹)は、現時点では結構な内向型に見えます。
人見知りが激しかったり、とても恥ずかしがり屋で、慎重な性格です。

親としては、保育園のお友達とたくさん友達になって仲良くなって欲しい、保育園の先生と打ち解けて欲しい、と願ってしまいます。
長男のようにいろいろなことに次々チャレンジして、たくさんの刺激を受けて、たくさん失敗して、たくさん経験して欲しいと願ってしまいます。

しかし、それらを焦らなくなりました。
彼女には彼女のペースがあり、兄とは異なる形で成長をしていくでしょうし、それを焦らずに待ってやることも親の努めかな、と思えるようになりました。

若かった頃の私と同じように、クラス替え等のタイミングでものすごくドキドキしたりするのでしょうし、いろいろなことで苦労はするのでしょうが、友達もちゃんとできるでしょうし、苦労もそれなりの形で乗り越えていくでしょう。

内向型であるが故に、長女はこれから悩むことも多いだろうと思いますが、そんな君でも大丈夫、と伝えてあげたいし、ある程度のボリュームの本が読めるような歳になったら、この本を薦めてあげたいと思っています。

編集後記

本を買ってみる前に、TEDの動画を観てみるのもオススメです。
本を読むのにはお金も時間もかかりますが、下記の動画は19分ほどで観られます。
動画が観られない場合にも、リンク先の「Script」欄で講演内容を読むことができます。

TED日本語 – スーザン・ケイン: 内向的な人が秘めている力 | デジタルキャスト
”社交的で活動的であることが何より評価される文化において、内向的であることは肩身が狭く、恥ずかしいとさえ感じられます。しかしスーザン・ケインはこの情熱的な講演で、内向的な人は世界にものすごい才能と能力をもたらしているのであり、内向性はもっと評価され奨励されてしかるべきだと言っています。”

また、この本は私が近年読んだ本の中で一二を争う印象深い本の一つです。
以前書いた紹介記事を載せておきます。

[読書]「内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力」を読みました – 流れるような一日を(旧)
2013年11月に書いた記事です。

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坂根

島根県在住の司法書士。同郷の妻と子供2人(4歳男児、3歳女児)と暮らしています。自称おしどり夫婦。妻とは職場も同じです。 Evernote/TaskChute/Toodledo/RTMなどのクラウドツール、タスク管理ツールに興味あり。スマートフォンはAndroid。 ブログ「流れるような一日を」http://fluentlife.jp/ モットー「習うより慣れよ」。

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