いっき, 特別投稿
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家計のお悩み、FPさんに聞いてみた!【①資産運用編(担当:いっき)】

〜fmj GWスペシャル企画〜
本文はメールでのやり取りをくらちのりこが会話調で書き起こしたものです。

「2級ファイナンシャル・プランニング技能士の「こたら」さんに質問しました」をお送りします。

 

こたらさんについて詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

こたらさんについて

本日はいっきさんからの質問です。(以下、敬称略)

 

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いっき:本日はよろしくお願いします!

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こたら:よろしくお願いします。ご質問は「資産運用」ということですが、どんなことでしょう?

 

いっき:お金のことって、特に食べるに困ってるわけでもないのに、どうしても漠とした不安があるのですよね。管理や運用がちゃんとできていないことに。
みんな、なんでそんなに“投資、投資”って言うんだろう? とか。家計や未来が見えない不安」と同じように「運用をしていないといけないみたいに感じるプレッシャー」というものがあるのですよね。

ですので、普通貯金にいくら以上入ったら、それを運用した方がいいのか? その運用方法 は?」 という視点ですね。 保険を使わない場合、貯金は万一対策&積立教育資金としての側面もあるので、さらにいくら分までは、定期預金程度にしておいた方がいいですよ、というようなことを考えられたら、と。

 

こたら:なるほど。ちょっと質問を分けて考えてみましょうか。

いっき:はい。

こたら:

    • 「資産運用のタイミング」
    • 「普通貯金にいくら以上入ったら、それを運用した方がいいのか? 」
    • 「その運用方法は?」
    • 「生命保険、医療保険に加入しない場合、資産運用とは別にどの程度の貯蓄があればいいのか?」

 

こんなふうに分けて考えてみました。
いっき:あっ、はい。そうですね。

こたら:資産運用を「したい」と思ったら「今すぐに」です!

いっき:「いますぐ!」ですか。すると、金額ではない?

資産運用の最初の一歩は『勉強』から!

こたら:色々な金融商品がありますから、どういったものにいくらかけるかということで、悩む方が多いです。いっきさんの質問もそこで悩んでらっしゃると思います。 なので、運用を始めてみようと思ったらお金をすぐに動かすのじゃなく、 どういった金融商品があってどういったメリットデメリットがあるのかということを勉強するといいと思います。

それで、「普通貯金にいくら以上入ったら、それを運用した方がいいのか? その運用方法は?」
ということにもなるのですが、「これが絶対!」という答えがないとっても難しい質問です。

いっき:そうですよね……。

こたら:「もし、僕が新入社員で貯金ゼロだったら」ということでお話をすると、 初任給を貰ったらすぐにでも「投資信託」で資産運用を始めます。

いっき:おお……、投資信託。
貯金ゼロからでも?

こたら:僕は資産運用は「お金を増やす方法」じゃなくて、銀行へお金を全部預けておくことへの「リスク分散」という考え方をしています。

取引先1社から1000万円の売上げがある会社と、取引先10社から100万円ずつ売上げがある会社とあったとします。

取引先が1社しかなければその1社がなくなれば売上げは0ですが、10社から1社減っても売上げは900万円です。
・・・という風に考えると資産運用は分散すればするほどリスクは低くなります。 投資対象は株も外貨預金も債権も商品もあるし、日本だけじゃなくてアメリカ、ユーロ圏、新興国など選択肢がすごく多いです。

それを1銘柄ずつ見極めていくというのは個人ではなかなかできません。 さっきの例でいうと取引先が10社ならいいですが、1000社あったら色々と大変そうですよね。 でも資産運用では1000社なら1000社分をまとめて1回で取引するっていうことができます。 それが投資信託です。

 

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いっき:なるほど。リスク分散のためにこそ、資産運用。そして投資信託か。
とてもわかりやすいです。ありがとうございます。
ただ、そうなると、気になるのが、 勉強のためとはいえ、「損をしたくない(手数料・変動リスク)」 「あまり頭を使いたくない(勉強・相場の変動のチェック)」という感覚との付き合い方なのですが・・・

 

こたら:うーん・・・。「ラクしてお金を増やしたい」という人は沢山います。 僕もできるだけラクをしてお金を増やしていきたいと思っています。「こうすれば損もしないし簡単ですよ」みたいな方法はないですし、そんな方法を教えてもらっても「なんか怪しいな?」って疑っちゃいますよね?

いっき:はい(笑) 疑いますね。

 

こたら:あと、ご家族の理解も必要ですね。ご質問の中にあった「普通貯金にいくら以上入ったら、それを運用した方がいいのか? 」にからんでくるとおもいますが、「投資なんてギャンブルだ!」って思ってるご家族がいれば難しいですし、 住宅ローンがあるなら先に住宅ローンを繰り上げ返済することの方が得策だったりします。

「これが絶対!」という答えがないとっても難しい質問です。

ただ、お金の増やし方の勉強については、「僕はこうしたよ」っていうことでしたらお話することができます。

 

いっき:ぜひ、きかせてください!

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自転車だって最初は転んで擦り傷を作りながら、練習して徐々に乗れるようになります。 資産運用も同じです。

 

こたら:「損をしたくない」ということですが「損」を「失敗」という言葉に言い換えるとわかりやすいかも知れません。

「失敗をしたくない」というのは、はっきりいって無理です。

自転車だって最初は転んで擦り傷を作りながら、練習して徐々に乗れるようになります。
資産運用も同じです。 最初は小さい損(擦り傷)を重ねながら、練習して徐々にうまく運用できる(乗れる)ようになればいいのです。 自転車の練習って最初は公園みたいに広いところでやりますよね?

いきなり公道で乗らないのは、「もし車が飛び出してきたら」危険だからです。

資産運用もいきなり大切な貯金を切り崩すようなことはしちゃだめです。
大切な貯金を減らすことは、擦り傷じゃなくて大怪我で致命傷にもなり得るからです。

「資産運用は余裕資金で」なんてよく言いますが、練習ならお金すら必要ありません。
今の日経平均株価は14000円前後なのですが、これを自分で運用してる「つもり」になって1ヶ月後いくらになってたかを調べてみてください。

そうやって徐々に慣れることから始めるといいと思います。
やってみると、「毎日、日経平均株価が気になってしょうがなかった」とか「本屋で資産運用の本を立ち読みした」とか、何かしら気づきや変化があると思います。

そこでまた次のアクションを起こしてみましょう。

 

いっき:おおー。まさに「まずは勉強から」という感じですね。
(もしかしたら、「もし一ヶ月投資していたらいくらになっていたか」を自動で計算してくれるサイトが、どこかにあるかな? 探してみようか。)

 

 

こたら:「運用をしていないといけないみたいに感じるプレッシャー」については、ここまで書いておきながらですけど「やりたいと思わなかったらやらなくていい」です。 ただし、「やらなかったことでどんなことがあるのか」だけは考えてみたほうがよさそうです。

 

いっき:たとえばどんなことでしょう?

 

こたら:
「資産運用の勉強に費やす時間がない分、家族と一緒の時間を過ごせる」
「資産運用の勉強をしたおかげで、毎年家族と海外旅行にいけるだけの余裕ができる」
・・・のように良い面も悪い面を考えてみてください。 それで自分が納得した上でやるかやらないか決めましょう。

 

いっき:そうですね。
あらゆることに両面はありますもんね。
そこはすごく腑に落ちます。

わたしのおうちの安心代はいくらか?

こたら:さいごに、「ひとまずこれはこれで大丈夫なんだな」と安心したい貯蓄額ですが、アバウトに言ってしまうと、家計の収入全体の1年分の貯金があれば十分だと思います。 それでも不安なら2年分でも3年分でもいいです。

 

1年間でどれだけの収入があって、生活費がどれだけかかっているかを把握しましょう。

 

それがわかってれば、もし入院して収入が減ってしまった時に「あとどれくらい貯金がもつか」がわかります。
ご質問の中にあった「生命保険、医療保険に加入しない場合、資産運用とは別にどの程度の貯蓄があればいいのか?」への回答になるかとおもいますが、本当はお子さんの人数とか収支状況などによって大きく変わってくるので、個別じゃないと答えきれない質問です。

現在の収入と支出、加入してる保険・住宅ローンなどがわかれば、 そこからキャッシュフロー表といって将来のお金の見通し図が作れます。
このキャッシュフロー表を参考にすると具体的なイメージがつかみやすいと思います。
ネットで探せばExcelの表がいくつも見つかると思うので、そこに数字を入れてみて計算してみてください。 もちろん僕に相談してくれてもいいですよ!

 

いっき:はい! 今日はありがとうございました。

(うん、心理的なことには、やっぱり『スモールステップ』は大事だな。
あと、海外旅行の話が出てきた時には、唐突な感じがしたけど、1000万円を年利2%で運用していたら、年20万円にはなりますね。そういえば。
600万円を5%なら、30万円だ)

 

きょうの頭でっかちポイント

  • 小さな勉強を始めてみよう
  • 運用や勉強をするもしないも、両面から見て、自分で納得して始めよう

「やらないと損していそうで恐い」
「でも、やって損を出すのも恐い……」

私がこういうことを勉強しようとしてすぐに頭がオーバーヒートするのは、「金(Gold)にだって、『値上がりしたなら適切に売り抜けを』しなければ得にならないことはある」とか、
「国内が低成長なら、海外運用は有利だけど、円高に切り替わったニュースを耳にしたら、即座に資金を引き揚げないといけない」というようなことを考えてしまうからですね。

そういう意味で、「両面から考えて納得できるのなら、しないのもOK!」というのは、すごく分かりやすい考え方だと思いました。

とはいえ、「海外旅行が年1回分!」と具体的に見えてしまうと、焦る気持ちはないではないので(^◇^;)
脳に負荷や不安のかからない形で、少しずつ勉強はしてみてもいいかな?
ということも考えたりしました。

 

こたらさんからのおしらせです。

本記事を読んで、「ちょっとお金のこと、聞いてみたいな?」とか、こたらさんのブログや活動をチェックしたい方は下記ページよりぜひフォローをお願いします。

 

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苦しい毎日を、もうひとふんばり。 いっき(@ikkiTime)です。 普段は 「イキブロ」というブログで、ライフハック系の記事を書いています。 恐い明日を、少し親しみやすく 今日をもう少しご機嫌に。 都内在住のサラリーマン。30代です。 2児(兄妹)の子育てに、共働きの妻とともに取り組んでいます。 理詰め派の上、日がな緊張感が高いので、生きづらさを感じる場面も多いです。 いわゆる「ふつう」のお父さんになれない場合でも、あれこれ工夫して、『 このお父さんでよかった!』と思ってもらええるアイデアを、シェアしていきたいと思っています。

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