なお♪
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【なお♪week】 Day3 苦くて甘い,クロールの思い出

小5成績表

ほっほい!
こんにちは,ドクターなお♪です。
毎日の育児に家事に,それにお仕事していらっしゃる方も,お疲れさまです♪

Special Weekなのをいいことに昨日は思い切って過去の恥を晒してみましたが,そんな破天荒な私にもコンプレックスがありました。

生まれつき身体に軽い運動障害があって,小さいときから大学病院へ通うことになり,3度の入院と2度の手術も経験しましたが,それでも完全によくなったわけではなくて。

生活上の動作には大して支障がないのですが,小学校の体育のようにみんなと同じことができないといけない場面では,逆上がりとかのぼり棒とか逆立ちとかバスケットボールとか,明らかにみんなより下手くそで苦手なことがいっぱいありました。

「逆上がりができたからって,それがいったい人生の何の役に立つって言うのさ?」とちびまる子みたいにシュールな台詞を思い浮かべつつ,でもやっぱりできないことがちょっぴり悲しかったりして。

5年生の体育で水泳に取り組んでいたときのことです。
たしか,クロールも平泳ぎも25mずつは泳げるように,といった目標があったのですが,平泳ぎはそれなりの姿になっても,クロールだけはどうしてもうまくできずにいました。

よくいえば犬かき,悪くいえば溺れそこない…そんな不格好な泳ぎだったはず。それでもなんとかガボガボと水を抑えつけながら2度の息継ぎを取り,初めて25m先の壁に到達したのは,1学期最後の水泳の授業のときでした。

夏休み直前の保護者面談に行った母に,担任の先生は通知表を渡しながらこうおっしゃいました。

「最後の最後にクロールで25m泳げたので,体育の成績を訂正してあります。なお♪さんによくがんばったねとお伝えくださいね」

(この記事に添えた写真,ガチで私の小5の成績表です!)

娘がちゃんとクロールを泳げるはずがないとわかっているので「おまけしていただいてすみません」と恐縮する母に,さらに先生の言葉。

「だって,『自由型』ですから!」

できないことや苦手なことがあっても,自分なりの努力を見守ってくれる人,認めてくれる人がいることがどんなにありがたいかを教えてくれた先生。

もう亡くなられてしまったけれど,今でもとっても感謝しています。

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児童精神科の勤務医をしています。児童思春期の心の悩み,発達障害支援,特別じゃない特別支援教育,育児支援,ワークライフバランスに興味があります。夫と小学生の息子との3人暮らしのなかで,私自身も母親としてあれこれ悩みながら日々育児に奮闘中です。子育ての負担やストレスはできるだけ軽くしたいし,せっかくならこどもの育ちを楽しみたいし,でもこどもの心はしっかりたくましく育てたい…と欲張りな願望をもっています。こちらでは,子育てが少しでも楽になるような考えかたやコミュニケーションのとりかたについて,迷ったり気付いたりしたことを中心にあれこれ書いていきたいと思います。

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