いっき
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子供に言葉の意味を聞かれたら

words

小学校に上がるくらいから、子供に「●●って、どういう意味?」と聞かれることが増えてきました。

おはようございます。
いっきです。
(@ikkiTimeイキブロというブログもやっています)

「子供に言葉を教える」場面はずっと今までもありましたが、以前は「指さす範囲にある具体的なもの」が主でした。
それが、本を読むようになったりして、抽象的な言葉の意味もずいぶん訊かれるようになってきました。

これがまた、自分では[もう何気なく使ってる言葉]の意味を、あらためて説明するのは難しいのです。
それでいて、答えられないと、グズグズと子供の機嫌が悪くなっていく……。なかなか、スリリングな状況です。

今日は、そんな悪戦苦闘をいくつか紹介してみましょう。

あなただったら、どんな風に説明しますか?

お父さん、子供の「●●って、どういう意味?」に答える

 

レベル1

 

1-1. 『へそくり』

「へそくりって何?」
「へそくりってのは……、他の人には内緒で、こっそり貯めておいたお金のことだよ」

OK! Clear!

1-2. 『親分と子分』

「おやぶんって何?」
「何人かの人が、生きていくのに力を合わせている時に、1番力の強い人を親分、それ以外の助けてもらっている人達を子分と言うよ。
それで子分は親分の言うことを聞く。
だから例えば、『バイキンマン』と『かびるんるん』がいたとしたら、『バイキンマン』が親分で『かびるんるん』が子分ってことになるの」

レベル2

 

2-1.つまみぐい

「つまみぐいって何?」
「テーブルにまだご飯が揃ってなくて、いただきますもしてないのに、こっそり少し食べちゃうこと。つまり、食べちゃいけない時に食べちゃうの。
せまい意味で使うときは指でつまんで食べることだけを言うけど、もう少し広い意味で使うときもあって、その時は指でつままないで箸で食べても、それがいけない時だったら、『つまみぐい』と言うよ」

2-2. 『上品』

「上品な、って何?」
「自分のやりたいことをやってるばかりではなくて、他の人のことを一生懸命に考えてるから、落ち着いている様子のことだよ」

これを考える時は、かなり困りました。
息子が「ドラえもん のび太の大魔境」を読みながら聞いてきているのが分かっていたからです。
のび太がゲストキャラである、犬のペコを見ていて、初対面ながら “ただものじゃないんだな” と感じた思いをもらしたセリフなのですが。
この犬、ストーリー全体を見ていれば、
腕は立つ、冒険を引っ張っていく勇気はある、弱いものを見捨てず、自分の力を尽くし続ける責任感もある、という立派なキャラです。
上述の私の説明だけだと、『上品』というよりは『気品』という定義に寄せた印象のある説明かと思うのですが、これも苦肉の策でした。
下手な説明をして、
「まとまってるけどパワーが足りない」とか「取り澄ましていてイヤミな」とか、そういうニュアンスが伝わってしまうようだと、物語への没頭を削いでしまう恐れがあります。
「落ち着いていて、ガツガツしたところを見せず、他人が嫌がるような冗談を言ったりしないこと」といったあたりなら大丈夫でしょうか。それでも、やや「大人しい子」という感じにはなってしまうかもしれません。

割と、難しすぎて煙に巻いているような部分もなきにしもあらずです。でも、こういう場面では「さらっとつかんで、すぐにまた物語の中に戻ってもらう」ことの方が大事だったりしますので、これはこれでよかったかな、と思っています。
「本来難しいもの」を、「無理やり簡単に」語る弊害が出てくると思うので。

と、いうわけで、これはとことん文脈に依存させた、テーラーメイドな説明となりました。

レベル3

 

3-1. 『あまいね』

「あまいねって何?」
「『考えが甘い』っていうのは…。簡単にいくはずのないことを、簡単にできると思っている人に、言う言葉だよ」

(確か、この時も息子はドラえもんを読んでた気が……する……)

3-2. 『一か八か』

「いちかばちかって何?」
「一か八か、というのは、うまくいくかどうか、やる前には分からなくて、本当はやりたくないけど、そのまま何もしないと絶対に負けてしまうから、やるしかないというような時に言う言葉。
例えばアナ雪で、アナとクリストフが崖を跳び越える時、うまくいくかは分からなかった。
クリストフはアナがロープを投げてくれたから助かったけど、アナがそこに気が付いていなかったら、谷に落ちちゃってた。
でも、もしあのまま跳ばなかったら、オオカミに食べられて終わってしまったから、やるしかなかったんだ。
そういう時の気持ちが、一か八かだよ」

……。
いかがでしたでしょうか。いやー、くるしんでますね! お父さん!(自分で言うな)

こんな風にして、苦しまぎれながらも、また1日を無事に乗り切っていくわけです。

今日の“頭でっかち”ポイント

私の場合、以前から“英英辞典的”な説明の仕方をすることが多かったのですが、
(これは例えば、上の『親分』とかですね。「親分て何?」と聞かれて「王様のこと」と短く置きかえて答えることをあまりしないのです)

この「○○な時に使う言葉」「○○な人に対して使う言葉」という言い方を見つけた時に、ずいぶん目の前が開けた感じがします。

だってですよ。
「『ちくしょー』って、どういう意味?」
と聞かれたとしてですね。

5歳か6歳かのまだ言語の運用能力が未発達の段階で、こんな風に教えることにどんな意味があるでしょう?(笑)↓
「畜生というのは、元々は動物などの、人間よりも頭の悪い生きものを指す言葉。それで、誰かに嫌な目に合わされた人が、その悪い人に対して “言い返し言葉”として、『頭の悪い奴め!』という意味で使っていたんだけど、それがいつの間にか、悔しい時に自分を励ます時に使う掛け声に変わってきたものなんだ」(出展ナシ)

いいじゃないですか。
「イヤな目にあって、くやしい時に言うことばだよ」で。

とりあえず、ウソにならない範囲で、使えるようにしてあげる。そうすれば、あとは接触回数の多い言葉であれば、使っていい場面に何回も出会う中で、少しずつ身体化されていくはずだと思うんですね。
今日もありがとう。
ではまた、どこかで。

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苦しい毎日を、もうひとふんばり。 いっき(@ikkiTime)です。 普段は 「イキブロ」というブログで、ライフハック系の記事を書いています。 恐い明日を、少し親しみやすく 今日をもう少しご機嫌に。 都内在住のサラリーマン。30代です。 2児(兄妹)の子育てに、共働きの妻とともに取り組んでいます。 理詰め派の上、日がな緊張感が高いので、生きづらさを感じる場面も多いです。 いわゆる「ふつう」のお父さんになれない場合でも、あれこれ工夫して、『 このお父さんでよかった!』と思ってもらええるアイデアを、シェアしていきたいと思っています。

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